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コンサルタントとしての第一歩!|2024年度新卒研修のご紹介

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は、新卒入社の社員を対象に行われた新卒研修についてご紹介します。 

RISEに新卒で入社した社員は、4月の1か月間、研修を受講します。
この期間で新卒社員の皆さんは、コンサルタントとして勤務するうえで必要な基礎知識やスキルを集中的に学びます。実際の現場に立ったとき、少しでもスムーズにクライアントに価値提供できるようになるための大事な機会です。 

■RISEの「新卒研修」

RISEの新卒研修では、現場社員およびプロジェクトでご一緒しているパートナーの方が講師を務め、外部の研修会社は利用しません。

それは、この先上司・先輩となるコンサルタントから直接学ぶことで、RISEにおける働き方をより深く理解できると考えているからです。また、講師を務める社員はコンサルティングの現場を熟しているため、クライアントと相対する中で抑えておきたいポイントなど、業務に直結した内容を伝授してくれます。

受講形式は、コンサルタントの勤務形態と同じく、本社会議室や外部会場に集合する形式と、リモート受講のハイブリット型にしています。
新型コロナウイルスの流行以降、コンサルタントもリモート勤務の機会が増えており、対面・非対面にかかわらずお客様に価値を提供し、円滑なコミュニケーションを取ることが必要です。
新卒研修であらかじめ両方の場面を体験し、経験を積んでから現場に出てほしいとの思いから、このような受講形式としています。

また、研修中は2回アンケートを実施し(中間、研修終了後)、研修に向けての姿勢や目標、振り返りを記入して提出してもらいます。
提出後、研修講師からフィードバックを行い、受講者自身の成長につなげていけるようサポートしています。

■カリキュラム紹介

RISEの新卒研修カリキュラムは、以下の6つの領域に分かれています。

  • コンサルティング基礎スキル研修

  • コンサルマインド研修

  • ビジネス基礎スキル研修

  • 専門性に関する研修

  • 総合演習(プレゼン発表)

研修の前半は、①コンサルティング基礎スキル研修、②コンサルマインド研修、③ビジネス基礎スキル研修を中心に実施します。
学生から社会人への意識を変えつつ、コンサルティング業務がどんなものであるかを、社員の実体験を交えた講義から理解してもらいます。

研修後半では、④専門領域基礎研修を行います。
ここでは、専門性を活かして一歩踏み込んだ戦略や各プラクティスにおける最新の知見に関連する研修を行います。もちろんこれらのテーマを一朝一夕に理解し、自分の専門とすることは困難ですが、選択肢を広げていくための足掛かりになればと考えています。

そして、新卒研修の集大成が⑤総合演習(プレゼン発表)です。研修期間半ばにお題が発表され、最終日までに提案書を作成し、役員陣へ提案を行います。

この研修を迎えるにあたり、ライズが大切にしていることが2つあります。
まず、プレゼン本番までの期間に社員からのレビューとフィードバックを行い、実際の提案だけでなく、提案を考える過程も成長の機会となるよう後押ししています。
次に、研修の一環でグループワークを設け、クライアント提案書を作成するうえでの考え方やポイントなどを事前に学んでもらうことです。

このように、限られた時間を有効的に使い、最終日のプレゼンテーションに向けて集中する環境を整えています。

■受講者にインタビュー

最後に、受講した新卒入社社員の声をご紹介します!

住谷さん

 Q1. 1か月にわたり様々な研修を受講したと思いますが、どの研修が特に印象に残っていますか? 

「Excel研修基礎」の講義でグラフの見せ方を学んだことが印象に残っています。
海外メディア「The Economist」を例に、当初記事で用いていたグラフと、それを改善して再投稿されたグラフを対比させ「見せたい情報を見せるとはどういうことなのか」を教わりました。
それまで私はすべての情報を平等に示すべきだと考えていましたが、他の情報を目立たなくさせたり、消したりする勇気も必要であると学びました。
コンサルタントはスタンスを強く取ったグラフを作る必要があるのだ、と意識が180度変わりました。

Q2. 研修の締めくくりとして設けられた総合演習(プレゼン発表)について、準備中に苦労したことは何でしたか?

納得感のある施策を立てることに最も苦労しました。
初めはすでに持っている知識に飛びついて施策を立ててしまいましたが、「なぜこの施策なのか?」と突っ込まれると、理由を明確に説明できないことに気づきました。
思い切って完成していた当初の施策案を一から考え直し、テーマの上段から論点(問い)を分解して一つ一つ客観的に解を出すことで、論理的に説明できる施策を導き出すことができました。
考え直すのは大変でしたが、再現性をもって最適解を導く「論点思考」のエッセンスを感じ取ることができました。

Q3. プレゼン研修の出来栄えはいかがでしたか?

先輩コンサルタントから見ればまだまだとは思いますが、自分としては満足のいく施策とスライドを作ることができました。実際、審査していただいたパートナー職の方には「ストーリーが分かりやすかった」と講評いただけました。
「なぜその施策なのか」を決める分岐ごとに、答えと理由を明確に出しているので、初見の人を分岐で置いてきぼりにせず、きちんとしたロジックで誘導できたからこそ、このような講評をいただけたのではと考えています。

Q4. コンサルタントとしての道はまだ始まったばかりです。今後の抱負を教えてください。

何事も納得いくまで取り組むことを心掛けようと思います。それが非連続的な成長をもたらす、と研修で実感しました。逆に、ほどほどで終わらせるといつまで経っても成長しない、という身近な落とし穴の恐ろしさも感じています。
どんなことにも興味をもって能動的に取り組めば、学習機会を見出す頻度は上がるし、自身がウェルビーングな状態になれると考えています。
引き続き、何事にも面白さを見出す心を忘れずに業務へ取り組んでいきたいです。


新卒研修を終えたメンバーたちはそれぞれの案件にアサインされ、コンサルタントとしての一歩を踏み出しました。
新卒研修で学んだことを活かし、それぞれの現場で精いっぱい頑張っています。今後のさらなる成長を期待しています!

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