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あるべき論では組織は動かない?ナレッジ勉強会の様子をご紹介します!

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
 
今回は、当社の社内施策の1つであるナレッジマネジメント施策の取組みと、その活動の一環として先日に実施されたナレッジ勉強会の具体的な内容についてご紹介します。

1. ナレッジマネジメント施策とは?

ライズ・コンサルティング・グループに所属するコンサルタントの知識や経験を全社的に共有し、会社全体のスキルレベルを活性化・向上させるための施策です。

今年度はこれまでの取組みをさらに充実させるべく、「成果物管理のスマート化」と「PUSH型のナレッジ提供」をテーマに、「①成果物の収集・体系管理」「②ナレッジ勉強会」「③ナレッジキュレーション」の3軸で活動しています。

① 成果物の収集・体系管理
今年度は、プロジェクトでのTeams活用を推進し成果物格納プロセスを整備することで、プロジェクト事例のデータベース化・提案資料のパッケージ化を実現し、メンバーのニーズに合った資料を素早く検索、活用可能とすることを目標に取り組んでいます。

② ナレッジ勉強会
遂行中のプロジェクトの中でも特に興味深い案件をピックアップし、月次で勉強会を開催しています。勉強会へ参加することで、自身の参画するプロジェクトに留まらず、他メンバーが参画しているプロジェクトの事例に触れ最新技術や他業界のトレンド等も学ぶことができます。そのような点からも、当社の質の高いデリバリー実現に大きく貢献している、ナレッジマネジメント施策の中でも特に重要な取り組みです。
(この後、勉強会の具体的な内容についてもご紹介します!)

③ ナレッジキュレーション
他施策チームと連携し、案件の紹介を実施しています。具体的には、キュレーション施策チームと連携することで社内に事例集ベースで過去の案件を紹介し、広報施策との連携では社内報へ勉強会の内容を掲載するなど、PUSH型のナレッジ提供に取り組んでいます。


2. 6月開催のナレッジ勉強会のテーマは、「あるべき論では組織は動かない」

ここからは、上記でもご紹介した、ナレッジ勉強会の様子をお伝えします。

勉強会は毎月開催されており、大きくは

① 実際の参画メンバーによるプロジェクトの紹介
② 勉強会参加者とプロジェクトメンバー双方向でのディスカッションタイム

の2部で構成されています。

この活動の特徴は、現場の生々しい苦労・それを打破するための試行錯誤を学ぶことができるという点です。これらは書籍や資料からでは決して読み取ることはできません。臨場感を持ってそのプロジェクトを追体験すること、この学びの密度が本勉強会の価値です。

そのため、任意参加の勉強会にも拘わらず、若手からシニアまで、熱意を持った幅広いメンバーが多く集まります。特に勉強会後半のディスカッションタイムでは、毎回、職位を超えて白熱した議論が交わされる場面がよく見られます。

今回の取り上げたプロジェクトも、現在進行中の新規立ち上げ案件で、非常に機密性の高いものでした。そのため、残念ながらこのnote上では詳細をお伝えすることはできません。

ほんの少しだけ、エッセンスをお伝えすると、

1) ゼロベースでの組織・サービス・業務・システム構築におけるアプローチ
(完全に新しい組織の立ち上げのため、類似サービスをベンチマークとしつつも、仮説思考を駆使したアプローチが必要)

2) 一般的なの戦略、組織、システムの立ち上げ案件とは異なる複数の複雑なステークホルダーとの調整事項

3) そもそも事業性が高くないサービスに対する関係者間の合意形成プロセス構築

4) 上記複雑な事情によるRFP発出予定前日の諸事情による突然のストップ…

文字だけではすべては伝わらないかと思いますが、これらの話を少し想像してもらうと、勉強会の熱量が伝わってくるのではないかと思います。

勉強会後半のディスカッションパートでは、まさしく「具体的に、どのような苦労があったのか」「その苦労を、どのようなアプローチで乗り越えたのか」「別のアプローチ※を取ることで、より確実に成果を出すことができたのではないか」といった内容を中心に、職位を超えて議論が白熱していました。

※弊社の独自の手法(アプローチ)

「Hands On Style」
・・・クライアントに深く入り込み一体となって課題解決に挑むことで、会議ベースでの机上の構想策定に留まることなく、納得感と実現性の高い具体的な支援を一気通貫して提供します。

「Scopeless」
・・・プロジェクト進行中に発生する突然かつ想定外の方針転換に対しても、柔軟かつ即座に対応が可能です。

「More than Reports」
・・・成果物が報告書だけのコンサルティングファームも多い中、当社はあくまでも実行支援を通じた“真の成果”を成果物として納品することを徹底しています。

あるべき論を作り、クライアントに伝えるだけでは組織を動かすことはできません。構想策定フェーズに留まらず、実行フェーズも見据えてクライアントと密に協働することで、はじめて組織・人が動き、本当の成果に繋がるのだと、参加者は実感ベースで学びがあったと思います。一人一人が、同じような状況に対して我々コンサルトはどのような動きをするべきなのかについて、真剣に考える有意義な時間となりました。

3. 最後に

当社では、今回ご紹介したナレッジマネジメント施策の他にも、意欲のあるメンバーに対して学びや成長の機会を提供する施策や制度が多数存在します。

例えば、マネージャー以下の若手社員へ成長機会と年次評価のインセンティブを与える「YoungBoard制度」や、資格取得に対して受験費用の補助や報奨金が支給される「資格取得奨励制度」等があげられます。

これらの施策については、過去の記事はもちろん、今後も随時記事を更新していく予定ですので、是非チェックしてください!

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