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2021年度上期プレゼン研修の様子をご紹介します!~第1回:「RCG」に対するM&Aファンド立ち上げの提案~

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

本日は先日行われましたプレゼン研修の様子をご紹介します。

プレゼン研修は、実際のクライアントを想定し、コンサルタントとして提案力を鍛えることを目的とした研修です。思考スキル・資料作成スキル・質疑応答を含めたプレゼンテーションスキルの向上のため、年2回実施されます。

マネージャーになるための登龍門として、アナリストからシニアコンサルタントが対象です。

社員数の増加に伴い、今回はテーマを

01_RCGに対するM&Aファンド立ち上げの提案
02_大手運送会社に対する宅配事業の拡大戦略の提案
03_大手保険会社に対する最新技術及びデータを活用をしたDX戦略の策定

の3つに分け、各コンサルタントが希望のテーマを選び、それぞれプレゼンを行いました。

テーマ毎に3日間の日程に分けて開催されましたので、1テーマずつ当日の様子についてご紹介させて頂きます!

まずは1日目に行われた「RCGに対するM&Aファンド立ち上げの提案」チームから、研修設計者の甲斐さんと参加者の高城さんにお話を伺いました。

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――まずは甲斐さん、よろしくお願いします!はじめに今回のプレゼン研修のテーマについて詳しく教えてく頂けますか?

甲斐「よろしくお願いします。

ライズ・コンサルティング・グループは2年後の上場を目指し、成長を続けています。

当社は創業以来「Produce Next」をビジョンに掲げ、クライアント企業様が激しい環境変化の中どのような方向性を目指すのか、といった観点で「次の未来の創造」のお手伝いを続けています。

現在はコンサルティングサービスを展開しておりますが、より深く企業様に関わりたいという思いから、上場後はファンド事業など事業投資の分野も手掛けていきたいと考えております。

そこで今回は、我々が事業投資を行う場合、どのような姿を目指すべきか、そこに向かってどのような準備を進めていくのかをテーマとしました。」

――ありがとうございます。評価において意識したポイントなどはありますか?

甲斐「検討に当たっては、投資の対象をどうするのか(中小・中堅企業にするのかスタートアップにするのか)、必要なケイパビリティやトラックレコードをどう確保するのか、などが重要な点になります。

ですので評価にあたっては、それらの点について「納得性のあるロジック構成が出来ているか、実現可能な提案内容か、具体的なアクションに落とせているか」などを主に意識しました。

他方で、我々が現在検討しているものとは異なるような別の角度からの提案で、説得力のあるものがあれば、より高く評価することとしていました。」


――今回はRISEへの「M&A/ファンド事業立ち上げの提案」というテーマでしたが、実際にアクションに移していけそうな提案・プレゼン等はありましたか?

甲斐「我々としても悩んでいる観点について、様々な提案が出たのは参考になりました。

また、どのようなファンド形態にするか、これまで想定していなかった形式での提案もあり、検討の価値があると思わされました。今後実際にオプションの一つとして考えていきたいと思います。」

――経営陣に実際に検討してもらえるのは、参加者としてもやりがいに繋がりますね。最後に全体の感想、次回のプレゼン研修への期待についてお聞かせください!

甲斐「私は入社後3年経ちますが、年々プレゼンのレベルが上がってきていると思っています。提案のストーリーやスライド1枚1枚の分かりやすさだけでなく、仮説の面白さも兼ね備えた提案がありました。

コンサルタント、シニアコンサルタントといったメンバークラスの能力が上がってきていることは、当社がお客様にコンサルティングサービスを提供する上でより価値あるものを提供していくことにつながるので、プレゼン研修の重要性を改めて認識しました。

皆さんには次回以降も頑張って欲しいと思います。」


――ありがとうございました!さて、次は高城さんにお話しを伺いたいと思います! 高城さん、よろしくお願いします!

高城「よろしくお願いします。」

――今回は自社RISEへの提案というテーマでしたが、今回のお題を聞いたときどのような心境でしたか?

高城「まず、最初に聞いた時は、面白そうなお題だな、と思いました。

というのも私自身が前職でM&Aに携わる仕事をしていたので、自分の中で「ファンド業界やM&A業界に対してこうすれば良いのではないか?」という考えを既にある程度持っていました。ですので、RISEがこの局面で新しくファンド事業を行う意味を考える上で、

「コンサルティングファームがファンド領域でどう戦っていけるのか?」
「2個目の主力事業として、ファンド事業をそもそもやる意味は何なのか」

という点を想像していくのはとても面白いなと感じました。

また、ベンチャー企業の経営分野にも元々興味があったので、トラックレコードや人的資源がない中、市場でどう戦っていくかを想像するのは、ベンチャー企業における新規事業構想に似た部分もあるかと思い、考えていて楽しかったです。」

210701_高城翔太(提出用)


――ありがとうございます!高城さんは入社されて初のプレゼン研修だったかと思いますが、研修に向けてはどのような準備をされましたか?

高城「主なスケジュール感としましては、聞いた時からどういう内容でプレゼンをするか当たりをつけて少し事前調査をしておき、2週間前ぐらいから内容について取り掛かり、1週間前にはだいたいの内容を完成させ、最後の1週間で他の人にアドバイスをもらったり、足りないスライド部分を埋めていくという形でした。

大まかに言うと、重要な部分については結論をかなり早めの段階で考えておいて、その他の部分はそれに合わせる形で直前に仕上げた、という形でした。

しかし、プレゼン研修直前のタイミングで受けたアドバイスを聞いて、「ここをもっとこうしたら良かったかもしれない、、」思ったりもしたので、アドバイスを貰うタイミングはもう少し早めのタイミングでも良かったかもしれません。」

――しっかりスケジュールをたてて準備されたのですね!それが良い結果につながったのでしょう。実際のプレゼン研修当日に受けた評価者からのフィードバックで印象に残っていることはありますか?

高城「仮説の新規性と面白さを評価して頂いた点と、テーマ内で唯一の提案型の資料だった点を評価頂いたのは印象に残っています。

私自身も、今回のプレゼン研修では、実際に提案を受けた側に動いてもらうような内容でないと意味がないと思っていたので、新規性や面白みの部分や提案をしていく姿勢等はかなり意識をして作成をしていました。なので、その部分を評価頂いたのは純粋に嬉しかったです。

ただ、その他の点では、細かい部分の論理がきちんと詰めきれていなかったり、視認性もそこまで突き詰められなかったりした点などは自分自身の反省点と課題でもあるかと思っているので、今後意識をして改善していきたいと考えています。」

――ありがとうございます!最後に今回の研修全体を通しての感想や今後の意気込みを教えてください!

高城「今回の研修内容通じて、自身の足りない部分を見れたところと、同じくらいの職位の方のプレゼンの様子を見れたことはとても良かったと思います。学ばせて貰えるところは参考にさせて頂ければ、と思っています。

また、今回の研修内容は実際の提案と近しい部分もあったのかとは思いますが、ライズで実際の提案活動というのをまだ経験したことが無いので、機会があればそのような提案活動にも、まずは準備の手伝いなどという形で携わっていくことが出来れば、と思っています。

今回のテーマにもあった、実際のライズのファンド事業の立ち上げ等にも興味があるので、機会があれば携わっていけたらと思っています!」

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改めて今回は研修設計者の甲斐さんと参加者の高城さんにインタビューにお答えいただきました。ありがとうございました!

さて、次回は第2回「大手運送会社に対する宅配事業の拡大戦略の提案」チームのプレゼン研修の様子をご紹介します。

次回記事もぜひご覧ください!

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