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月次研修

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は先日オンラインにて行われました、月次研修の模様をお送りいたします。

 この研修は、コンサルタントのスキルアップを目的にアナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタントを対象として月1回開講されています。
今回は「IT戦略」をテーマに、シニアマネージャーの鹿子木さんに講師を務めて頂きました。

 
 昨今、IT技術の向上を背景に顧客企業においてITを基盤としたビジネスモデル構築や社内環境のDX向上戦略などIT戦略へのニーズは高まっている状況です。ただ、ニーズの高まりに対し「IT戦略の構築方法がわからない」、「構築したIT戦略が有用なのかがわからない」というような企業様が多くいらっしゃいます。弊社においてもそうした多くの企業様から、IT戦略構築支援の案件をいただいている状況であります。本研修ではそうした企業様のIT戦略構築ニーズ及び課題に対し、有用なコンサルティングサービスがご提供できるように、IT戦略の構築方法について学んでまいりました。

 
 研修では、まず有用なIT戦略構築のため、ビジネス環境におけるIT戦略の位置づけを学びました。具体的にはITが1990年代から2000年代にかけてデータの記録や参照などビジネスを “支えるもの” として存在していたのに対し、AIなどのIT技術の向上を背景にITがビジネスを “創出するもの” へと変化したことを学びました。
 
 
 例えばFintech(ブロックチェーン技術を応用したモバイル決済など)を代表例として、ある産業にIT技術を応用して新しいビジネスモデルを構築するようになりました。つまり、企業がどのような顧客にどのようなサービスを提供するのかなどを経営戦略として検討した上で、その経営戦略を実現するためにIT戦略を構築するということです。このようなことから、有用なIT戦略を構築するためには、まず経営戦略から固めることが重要であるといえます。

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 また、経営戦略は「企業価値の最大化」を目的に構築されるため、企業のビジネスモデルや収益源、コスト構造など企業理解を深め、戦略を構築し着手するべき経営課題を把握することが求められます。その上で、経営課題の解決を図るためにITの使用が適切なのかを判断していくというIT戦略構築までのプロセスを学びました。研修では実際に顧客企業のビジネスモデルなどを理解できているか、顧客企業の経営課題に対しIT戦略が構築できないかなどの設問を設定し、思案する時間を設けながら進めていきました。


 当社では、このような研修を通して各自が自己研鑽を行えるよう、人材育成に力を入れています。今後も全社的なスキルアップを図り、質の高いコンサルティングサービスを提供できるよう、日々精進してまいります。

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