【社内講演】BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の元日本代表である内田和成先生の講演会を開催しました
こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
RISEでは、社員の技術向上や成長の機会として様々な研修を実施しています。
今回はその一環として行われた社内講演について、参加したシニアコンサルタントの村上さんにレポートしていただきました。
■講演について
今回の講師は、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の元日本代表である内田和成先生です。
内田先生プロフィール
内田先生は、日本におけるコンサルティング業界の第一人者であり、2006年には「世界でもっとも有力なコンサルタントのトップ25人」(米コンサルティング・マガジン)に選出されました。また、2006年には早稲田大学教授に就任し、早稲田大学ビジネススクールで競争戦略やリーダーシップを教える傍ら、エグゼクティブプログラムに力を入れ、現在は早稲田大学名誉教授として指導にあたられています。
当日は内田先生に会場までお越しいただき、対面で講演を行っていただきました。
■講演について~プロは結果がすべて~
本講演は「プロフェッショナルとは」をテーマとし、内田先生のご経験に関するお話しを織り交ぜながら「プロは結果が全てだ」と熱く語っておられました。
また、仕事そのものだけではなく「人生100年時代をどう生きていくか」についても示唆に富んだお話がありました。
質疑応答では、社員だけでなく、内定者からの質問に対しても丁寧にご意見をいただきました。
いくつか質問内容をご紹介します。
Q1. 先生が現役のコンサルタントであった1980年代と現在を比較して日本はなにが一番違いますか?
内田先生:
人口動態が異なることです。例えば、現在フィリピンは平均年齢が20歳前半の若い国ですが、日本は40歳後半という状況です。
Q2. 先生がコンサルタントとして案件を得るために意識していたことはなんですか?
内田先生:
コンサルタントの認知を広めることです。優秀な会社ほど社内で人を募り自前でやるのが当たり前という時代だったので、コンサルタントを雇うことについての有用性を知ってもらうことが重要でした。
講演会の最後には、当社へのエールとして「これからの日本に貢献してほしい」とのお言葉もいただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
■社員からの声
レポートしてくださったシニアコンサルタントの村上さんより、講演を聴いた感想を伺いました。
今でこそ「コンサルタント」という言葉は世間で一般的に使われていますが、内田先生が若手の頃は日本において企業がコンサルタントと一緒に仕事をすること自体が稀であり、コンサルタントという職業を認知してもらうことに非常に苦労されたというお話を聞き、大変感銘を受けました。先人の方々が礎を築いてくださったからこそ私たちの職務があると思うと、感謝の気持ちでいっぱいですし、身が引き締まる思いです。
また、先生はコンサルタントとして成長していくためには「努力を続けていくことが必要不可欠で、努力し続けるためにはやはり仕事が好きであることが重要だ」と仰っており、自分の目指すコンサルタント像について再考する良いきっかけとなりました。
村上さん、ありがとうございました!
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