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自らが持つ熱量の波を周囲に広げ、成功のサイクルを生み出す|アソシエイトパートナー 中村さん

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。今回は、中途入社したアソシエイトパートナー中村さんをご紹介します!

中村さんは2023年度のAwardでBEST of PRODUCE NEXT賞を受賞されました!
受賞したプロジェクトで中村さんは、温室効果ガスの中でも測定が難しいとされる「Scope3」を可視化する新たなプラットフォームのリリースにむけ、その構想策定と事業化、ならびに拡販をご支援してきました。

今や世の中に必要不可欠となった脱炭素の取り組みを支えるサービスを生み出しただけでなく、様々な企業へ展開したことは、社会全体を変革する「PRODUCE NEXT」な成果を挙げたと評価され、受賞に至りました。

Awardの授賞式レポートはこちら!

そんな中村さんが「PRODUCE NEXT」を実現するために取り組んでいたことは何だったのか、そしてご自身の専門性を業務上でどのように生かしているのか、詳しくお話を伺いました!


◆専門性を活かした働き方

――まず、これまでのご経歴を教えてください。

大手シンクタンクを経て、2021年にライズ・コンサルティング・グループへ入社しました。
これまでに、官公庁に対する環境・エネルギー政策の立案や施行支援、発電事業者に対する非FIT再エネ発電事業の検討支援、メーカー・SIerなどに対する脱炭素戦略策定や実行支援などを経験してきました。
特に、環境・エネルギー政策に関する知見や、将来の制度設計に対するシナリオの構築などを得意としています。

――ライズに入社してからどんなプロジェクトに携わってきましたか?

一貫してエネルギーや環境系のプロジェクトに携わってきましたね。
例えば、電力データを使った新規ビジネスの検討であったり、企業が脱炭素化を実現するための新しいエネルギービジネスの検討といったことに携わっています。
エネルギーや環境というキーワードを常に中心軸として据えながら、「攻め」の取り組みである新規事業の検討、もしくは「守り」の取り組みである脱炭素化経営の実現、というご支援が多いですね。
また、Green Transformation(GX)プラクティスに所属しており、2050年の「ネットゼロ」に向けた、あるべき可視化・削減の考え方を顧客・社会に普及する活動を推進しています。

――今回受賞されたプロジェクトに携わることになったきっかけを教えてください。

たまたま私が入社したタイミングでお客様から引き合いがあり、運よく携わることが出来たなと思っています。ただ、常日頃からこの分野について色々考える中で、CO2の計算について個人的にアイデアを持っていたので、それが今回のプロジェクトに生きたと思いますね。

――プロジェクトにおいて、中村さんはどのような役割を担当されていたのですか?

体制上はプロジェクトマネージャーではあったんですけれども、同時にメンバーでもあり、有識者でもある、というように色々な役割を一手に担っていたと思います。
すごく専門性の高い領域ではあるので、メンバーとして入っているジュニア層の方々は、専門知識が飛び交う会話や議論にやりづらさを感じていたと思うんですね。なので、まず内容を理解することから始めることも多くありました。ですから、お客様との会話や日頃のタスク推進、論点設計と様々な場面で、政策やトレンドといった世の中の動きと照らし合わせながら、メンバーに考え方や解釈を伝えていく機会も多かったです。

◆すべてはお客様に「感動」を味わっていただくため、常に期待を超える提案を目指す。

中村さんと北村社長

――Awardの表彰時も、クライアントの方から中村さんの専門性が高く評価されていました。現在、専門分野であるエネルギーや環境の分野には、いつから興味を持っていたのですか?

子どもの頃から「日本はエネルギーを輸入に頼っていて大丈夫なんだろうか」と、漠然とした危機感をずっと抱いていました。今考えると変わった子どもですが(笑)
大人になってもその気持ちがずっと残ったままで、大学では学部の卒論と修士論文、どちらも環境エネルギー系のテーマで執筆しました。
現在も「日本のエネルギー問題、環境問題を解決する」というテーマを引き続き掲げながらコンサルティング業務に従事しています。
仕事に関係なく、日常的にこの分野について考えているような気がしますね。とにかく興味があって、面白いと思っているんですよ。
日頃、報道を見ながら「こういう政策が必要なんじゃないか」とか「企業の環境対策はもっとこうしたらいい」とか、ついつい考えてしまいますね。

――今回中村さんは、当社のMissionである「PRODUCE NEXT」賞を受賞しました。次の世代に繋がる革新的なものを生み出す力に注目している賞ですが、こういった「推進力」を普段どのように意識されていますか?

「お客様に感動していただきたい」という想いを常に抱いています。
コンサルタントという仕事は、お客様がいて初めて成り立つものですから、提供するサービスは「100点」ではなく、常にそれ以上を目指したいんです。つまり、期待通りではなくそれ以上を提供することで、お客様に感動していただきたいんですね。この点が、私の強い原動力であり、物事を前に進めていくモチベーションになっていると思います。

――新しいものを生み出すというのは相応の苦労を伴うわけですが、今回のプロジェクトの中で心が折れそうになった経験はありますか?

お話しした通り、今回は専門性の高いプロジェクトで、かつ新規事業ですので、当初はお客様の中にも内容の理解が追い付いていない方が多数いました。私たちがご提案した企画構想が、そもそもどういう価値を持つのかもわからない、という状態だったんです。
一方で、現場の方々がこの事業の価値や魅力、すごさを理解できていないと、いずれ事業がソリューションとして出来上がったときに、営業でつまづいてしまいます。ですから、私と同じぐらいこの企画に対して熱量を持ち、同じ目線で魅力やすごさを感じてもらう必要があると思っていました。
しかし、思ったよりも伝わらず、実際は苦戦続きでした。想定よりも時間かかってしまって。社内の人たちを教育し、巻き込んでいくのはこんなに大変なことなのかと、改めて感じました。

今では、当時何もわからなかったような方々が自分の力で営業の場に出て、どんどん成果を出しているので、ようやく実を結んだ気がして少しホッとしています。

◆お客様の手となり足となり行動した結果が評価につながった

――受賞後、周囲からはどんな言葉をかけられましたか?

色々な方からおめでとうと言っていただけたのですが、特に驚いたのが「中村がとると思っていたよ」と言われたことですね。私が所属しているGreen Transformationの領域は、会社の中だとひっそりした雰囲気なのですが、実は色々な方に注目していただいていた、というのがうれしかったです。

受賞したことそれ自体は大変恐縮でして…この賞に見合うだけの成果をもっと出せるように、そしてコンサルタントとして尊敬されるようにならなきゃなという、ピリッとした緊張感が生まれました。

――ご自身がプロジェクトの中で取り組んできたことを振り返って、どんなことが今回の受賞に繋がったと思いますか?

営業支援において、お客様の営業に帯同して製品の素晴らしさを説明するといった、まさにお客様の手となり足となり行動した結果、受注にこぎつけたという点が評価されたと思います。
まだまだ規模は小さいですが、年間売上が1億円ほどの事業に成長しました。
私自身も、新規事業のご支援を行ってきて、ここまで順調に成長を続けているという経験はこれまであまりなかったので、社員の皆さんからも評価されたかなと思います。

――今後の目標を教えてください。

今は、今回お話ししたプロジェクト以外に、次世代の航空燃料を日本に普及させるための仕組み作りをご支援していたり、日本国内に蓄電池や再エネの発電所を建てて、ビジネスにしていくにはどうするべきか、といったようなことを検討しています。

引き続き、お客様にもっともっと感動を与えられるようなコンサルタントでありたいですし、長期的には日本のエネルギー問題や環境問題の解決に貢献できるコンサルタントになりたいです。

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