見出し画像

月次研修

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は先日行われた月次研修の模様をお送りします。
この研修は、コンサルタントのスキルアップを目的に月1回開講されています。
講師はアソシエイトパートナーの村井さんです。

今回のテーマは、「失敗事例/成功事例から学ぶプロジェクトのKSF」です。
KSFとは、Key Success Factor(主要成功要因)の略です。世の中には、プロジェクト進行にかかわる様々な手法や理論を定型化して記した参考書が販売されております。それらは問題可決のための基礎知識は教えてくれますが、実際の業務改革プロジェクトでは、定型化されたフレームワークに当てはまらない「例外」が数多く存在します。今回は、そのような事態に直面した際の対処法を考える際に抑えるべきポイントを、実際のプロジェクト事例を通して学びました。

研修では、「プロジェクト成功の定義とは何か?」をあらためておさらいし、その達成のために何をコンサルタントとして常に意識しなければならないのか、を全員で議論しました。プロジェクトはさまざまな立場の関係者がそれぞれの利害意識を持って参画するため、一律で「これを以て成功とする」という基準を敷くことは難しいです。だからこそ、プロジェクトのゴールと目的を、あらかじめ各関係者と合意形成することが大切です。

また、ゴールと目的を定めた後に、プロジェクトが正しい方向に向かっているのか管理することも、重要なサクセスファクターとなります。とはいえ、プロジェクト管理は定型化された確実な手法がない分、個人の力量と経験に則する部分があることは否めません。そんなときは、プロジェクト管理の基礎を記したPIMBOK(ピンボック)などを参考とすると、ある程度の指標となります。

今回の研修を通して、改めて「プロジェクトの成功とは何か」を再確認することができました。日々のタスクに追われがちになったときにこそ、プロジェクトのゴールと目的を見つめなおし、プロジェクトを成功させることの必要条件を意識し続けることが、ワンランク上のコンサルタントを目指す近道になると認識しました。

当社では、このような研修により全社的なスキルアップを図り、質の高いコンサルティングサービスを提供できるよう、今後も精進してまいります。

※この記事は2018/12/7にFacebookに投稿されたものです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。 ライズ・コンサルティング・グループへご興味をお持ちいただけましたら、下記ボタンをクリックしてお気軽にご応募ください。