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宮城県七ヶ宿町で開催「SDGsワークショップ」のご紹介

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

本日は5月に開催された宮城県七ヶ宿町での、ワークショップについてご紹介いたします。

本ワークショップが開催された背景

現在、七ヶ宿町様におかれましては、七ヶ宿まちづくり株式会社様およびベガルタ仙台様とSDGs推進及び連携・協力に関する協定を締結し、峠田地区の空き家を活用した交流拠点「ベガルタハウス」づくり等のSDGsの達成と地域の活性化に向けた活動を進めているところになります。
今回、当社がベガルタ仙台様とサステナブルパートナー契約を結んでいることをきっかけに七ヶ宿町様と繋がりをもつことに至りました。当社はミッションに「日本再生」を掲げて事業活動しており、また「地方創生・SDGs」にも力をいれて活動しておりますので、七ヶ宿町様の力になれることはその理念や活動にフィットするものです。そこで七ヶ宿町様が今現在一番の課題に感じられている「交流人口の増加」をテーマに、まずは検討の足掛かりとしてワークショップを実施させていただくことになりました。

ワークショップの内容

目的:地域活性化をテーマとし、交流人口を増やすためのアイデアと具体的なアクションプランを提示する
参加者:七ヶ宿町役場職員、七ヶ宿まちづくり株式会社職員、地域まちおこし協力隊、ベガルタ仙台職員、弊社メンバー
内容:1泊2日で現地視察、ワークショップ、発表会を実施
(その後、別イベントのべガルタハウスでの畑作業と試合観戦にも参加)

スケジュール:
【1日目】
[AM]フィールドワーク
七ヶ宿町の各所を視察しました。七ヶ宿町の大自然を堪能できる施設が都会暮らしの私たちを癒してくれました!
---------------視察場所---------------
・七ヶ宿ダム/ダム公園
・スポーツパーク七ヶ宿 ~ベガルタ仙台~
・道の駅/無限陶芸
・やまびこ吊橋、長老湖、キャンプ場
・滑津大滝、おたて
・ベガルタハウス
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峠田地区の空き家を活用した交流拠点「ベガルタハウス」


[PM]
・グループワーク(司会はライズが実施)
1班3名~4名の班に分かれ「七ヶ宿町での交流人口増加について」をテーマに議論を実施しました。「ニーズは?」「ターゲットは?」「提供サービスは?」「その施策の工夫は?」「将来的な拡がりは?」など予め弊社メンバーが用意したフレームワークを用い、七ヶ宿町での交流人口を増やすための施策を検討しました。
ベガルタ仙台および弊社のアセットも活かせるような施策についても議論を行い、有意義な時間になったのではと思っております。
参加者からは、「七ヶ宿を外から見た人の意見が聞けて有意義だった」「普段フレームワークを使って検討する機会がないので今後検討する際には、ぜひ使ってみたい」などポジティブな感想をいただけました。一方で「議論する時間が足りなかった」などのコメントもあったので次回から改善出来る部分はしていきたいと思います。

・「街道HOSTELおたて」に宿泊
学校跡地を宿泊施設へ改築した、「街道HOSTELおたて」に宿泊しました。
夕食では、七ヶ宿で採れた山菜やお米などを堪能しました。
この日は残念ながら曇り空でしたが、晴れた日には夜空一面に広がる星空を堪能できるとのことです。

【2日目】
[AM]
・グループワークの発表会
前日に各班でディスカッションした内容の発表を行いました。
発表後には、他の班からの質疑応答を行い、それぞれの案をブラッシュアップしました。
限られた時間の中での検討だったため具体性に欠ける部分もありましたが、今後の検討に役立つキーワードも抽出できたりと、有意義な発表会となりました。今後さらに施策の深堀をしていくことになります。

・ベガルタハウスの畑で農作業体験
ベガルタハウスの目の前にある、畑で農作業体験を行いました。
農作業体験にはベガルタ仙台サポーターも参加しました。
埼玉県からこの日のために5時間も運転されて来られた方もおり、サポーターのベガルタ仙台に対する熱い思いを肌で感じることができました。

ベガルタハウス前の畑の様子(畑は写真左側)

[PM]
サッカー観戦
午後は、農作業体験に参加されてサポーターの方と一緒にベガルタ仙台の試合を観戦しました。
この日は4-2でベガルタ仙台の圧勝で会場は大盛り上がりでした!!

ワークショップ参加者の感想


今回のワークショップに参加されたアソシエイトパートナーの高山さん、シニアマネージャーの松本さん、コンサルタントの松尾さんの感想を伺いたいと思います。

高山さん(アソシエイトパートナー)
地域の活性化のための議論を実際に地域に住んでいる方々とできたことは非常に有意義な経験でした。地域の方々と議論していく中で、どうしても「既存の資源」をどう見せるか、という視点に終始してしまうため、「既存の資源」を他地域と差別化させるために組み合わせる「新しいものは何か」、という視点で地域の方々と議論していくことが、我々がファシリテーターを務める価値になると個人的には考えています。

松本さん(シニアマネージャー)
七ヶ宿町様は観光ポスターでも「何もない」ことを売りにしている地域ですが、まさにそれを満喫出来た時間でした。ベガルタハウス前での畑作業や小鳥のさえずりを聞きながらの川沿い散歩は普段我々が体験できないことでした。一方で交通の便の問題や利用できる施設が限定されるなど、課題もあるのが実情です。今回のワークショップをきっかけに七ヶ宿の皆様とベガルタ様と共に課題解決にむけて尽力したいと思います。

松尾さん(コンサルタント)
今回初めて七ヶ宿町を訪れました
正直、当初は地名も聞いたことがなかった町だったため、どんな町なのか想像もできませんでしたが、自然豊かで人と人とのつながりが強い温かみのある町でした。町民一人一人が「七ヶ宿の自然を生かして、町を活性化できないか」を真剣に考えており、今後機会があれば七ヶ宿の発展のために協力させて頂きたいと思いました。

ライズとSDGsとは

地方創生・SDGsの取り組みは当社の理念である「Produce Next~日本の再生のために次の未来を創造する~」を地域の観点から推し進めるという重要な取り組みです。当社は社会への提供価値を高めるためにも、引き続き重要な取り組みの一つとして、SGDs・地方創生の取り組みを継続的に推進して参ります。

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