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「考えるエンジン講座」高松智史さんの研修を開催しました

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は外部講師をお呼びして実施したコンサルタント向け講習についてご紹介します。 

■今回の講師

高松智史さん

一橋大学商学部を卒業後、NTTデータ、BCGを経て、独立。2013年に「考えるエンジン講座」を開講し、累計3千以上の生徒が受講。書籍では「コンサルが『最初の3年間』で学ぶコト」や「『暗記する』戦略思考」など6冊出版し、累計30万部。趣味は「ブラジリアン柔術」で年間200レッスンを行い、2025年の世界マスター選手権での優勝を本気で狙っている。

※お時間あるときにYouTube「考えるエンジンちゃんねる」を見に来てください。登録者数2万人!

本研修は2日間にわたり開催され、初日は全社員向けの講演会、2日目はメンバーを限定してより実践的なワークショップを行っていただきました。

今回の記事では、講演とワークショップの両方に参加した3人のメンバーにインタビューし、当日の内容や感想、研修を受けてから実践していることについて語ってもらいました!

■メンバー紹介

・青山さん(シニアマネージャー)

・大橋さん(マネージャー)

・藤田さん(シニアコンサルタント)

 ■全体講演について

藤田:
大きく分けて2つのテーマについて講演していただきました。
まず、働き方改革によってコンサルタントは時間ではなく質が勝負になっていると指摘があり、働く時間が減っている分、成長の機会を得るためには意識的に動かなければならないとお話しされていました。
デリバリー業務をこなすだけでなく、能動的に自己研鑽するよう努めることや、先輩からの指導や助言をより積極的な姿勢で受けに行かなければならないと改めて感じました。
 
また、議論のコツとして、論点ベースで物事を進める「論点思考」が大切であると改めて仰っていました。この考え方はワークショップにもつながっています。
 
最後に質疑応答の時間があったのですが、参加者が合計100人以上いる中で大変盛り上がっていました。講義時間の半分くらいは質疑応答だったのではと思います。

■ワークショップについて

大橋:
ワークショップではまず、論点思考のパターンを5つ教えていただきました。暗記の時間を作って頭に叩き込んだあと、講義の時間をほとんどフル活用して、お題に沿ったパターンの活用をひたすら考える作業を繰り返しました。
高松さんは「パターンを自分の中に定着させるためには、何度も反復するのが大切」と仰っていて、実際に長い時間をかけ頭と手を動かすトレーニングをすると、記憶に定着したように感じます。

青山:
講習からしばらく経ちましたが、私は今でもパターンの内容を覚えています。それだけ濃い演習の機会だったと思います。
コンサルタントの思考法と呼ばれるものは様々ありますが、人によっては十分に使えていない場合もあります。今回の演習を通して、自分の中に論点思考の型が出来上がったように思います。実際にクライアントの課題を考える際にも活用しているので、ゆくゆくは他のメンバーにも伝えていきたいと思っています。

藤田:
ワークショップの最後に高松さんから「現代は簡単に人とつながったり連絡を取ったりできる一方、関係性を維持するための努力を怠りがちだ。良い関係性を維持していきたいのなら、積極的にコミュニケーションし続けなければならない」と仰っていたのが印象的でした。
このコメントを受け、すぐに高松さんとソーシャルメディアでつながり、定期的にコンサルティングのアドバイスをいただくようにしています。

■講演・ワークショップを経て 

大橋:
高松さんは、正論や指摘を述べる際に、受け取り手にとって聞き入れやすい言葉遣いを意識されていました。
著書でも「相手のことを知ろうとする姿勢が大切だ」と仰っていて、その姿勢が受け取り手に伝わるからこそ、円滑なコミュニケーションが生まれるのだろうなと思いましたし、クライアントや部下と接するうえで意識するように心がけています。
また、今回学んだ思考法をデリバリー業務で用いた結果、課題の本質を見つけ出すのが格段に速くなりました。お客様と一緒に悩む時間が減り、今どんな課題を抱えているのかという現状を共有しやすくなったように感じます。

藤田:
これまでを振り返ると、自分がうまく進めることのできなかったプロジェクトでは、お客様とのコミュニケーションが論点を出したり作業をお願いしたりするだけに止まっていました。
自分と同じ目線でしか見ていなかったと反省し、今一度、論点思考を用いて「なぜこのタスクが必要なのか」「今どんな課題を抱えているのか」を何度もお客様に伝えることが大切だと改めて思いました。

青山:
時間ではなく質で勝負が決まる今、効率よく成果を上げていく必要があると改めて感じました。同時に、様々な情報がどんどん生まれてくる中でも、コンサルタントの基礎である「論点思考」を常に忘れず、基礎に立ち返りながら課題と向き合っていく必要性も感じました。
私自身はシニアマネージャーという立場でもあるので、他のメンバーにも同様の意識付けができるよう、働きかけていきたいと思います。

ワークショップの様子 

職位や経験の異なる3人ですが、自己研鑽はもちろん、現在のデリバリー業務や後輩の育成にも活きているようで、それぞれにとって充実した研修だったようですね。
青山さん、大橋さん、藤田さん、ありがとうございました! 

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