プロジェクト紹介vol.96:大手メーカーへのシステム現状分析・ITコスト最適化支援
ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<システム現状分析・ITコスト最適化>
■プロジェクトのご支援に至った背景
クライアントの大手メーカーは、将来的なIT組織・体制の刷新・再構築を検討されておりました。その中で、システムの保守・運用にかかるITコストが高いという課題認識を持たれており、まずはシステムの保守・運用に関するコスト、利活用状況等の現状を正しく把握・認識する必要がありました。
そこで、将来的なIT組織・体制の刷新・再構築に向け、システムの現状の可視化・分析を実施するパートナーとして当社にお声掛け頂きました。
■現状分析を通じた実効的なコスト最適化施策の策定
まず、クライアント社内におけるITコストの全体像を把握するため、システムのコストに関する情報収集を行い、費目別・システム別・ベンダー別等の切り口でのコストの分類・整理を実施しました。様々な切り口でのコスト構造の可視化、コストフローの分析により、クライアント社内における高コスト要因を特定しました。
次に、高コスト要因に対してコスト最適化に向けた施策の検討を行いました。具体的には、社内のマネジメント層、システム担当者へのヒアリング、システムユーザーへのアンケートを通じてシステムの管理状況や利活用状況を調査し、コスト課題を抽出。社内リソースの整理、ベンチマーキング、他社事例の分析・活用により、課題に対して実効性・実現可能性が共に高い施策の検討・策定を行いました。
また、コスト最適化が「場当たり的」なものとならないように、クライアントが抱えるITコストの課題の根本的な解決に向け、IT資産のマネジメント体制の検討・提案を行いました。具体的には、ガバナンス、組織、プロセスの観点からIT資産の有効性・運用状況等について継続的なモニタリング・評価を行う体制の提案を行い、リソース・予算配分の適正化、投資効果の最大化の実現を画策しました。
当社はシステムの現状分析を通じた短期的な課題の解決にとどまらず、クライアントが抱える潜在的な課題を抽出し、中長期的な観点からIT資産の最適な管理・運用の施策策定・提案を行っております。ITコスト削減/適正化を実現したいという方は是非当社にご相談ください。
※この記事は2019/7/9にFacebookに投稿されたものです。