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プロジェクト紹介Vol.125:外資系ITベンダーの日本進出に向けた競合調査支援

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は、当社が過去にご支援させて頂きました、外資系ITベンダーに対する日本進出に向けた競合調査支援プロジェクトについてご紹介させて頂きます。

外資系ITベンダーの
日本進出に向けた競合調査支援


■プロジェクトのご支援に至った背景 

 現在、日本国内の銀行では、営業活動や稟議、格付、融資等、様々な業務のシステム化が進んでおり、銀行それぞれが、自行の業務体系に合わせカスタマイズを行い、システムを活用しております。

 銀行向けの業務特化型パッケージ製品を持つクライアントは、日本法人立ち上げを通じ、国内地銀に向けた製品のローカライズ、営業開拓・導入を検討していました。

 昨年秋に、日本進出に向けた国内の市場調査・競合分析のご支援をさせていただいたのですが、今回、直接競合となる製品との機能比較や、優位性・改善点の評価を行うこととなり、再度当社にお声掛けいただきました。

■クライアントのニーズ・課題 

 日本進出を進める上で、直接競合となる企業・製品の特徴を把握し、参入すべき領域を見極める必要がありますが、すでに国内の銀行向けソリューションを提供している直接競合の特徴や、日本の地銀の特性といった知見がクライアントにはありませんでした。

■ライズのアプローチ

 弊社の特徴の1つである柔軟性を最大限に発揮し、クライアントとすり合わせしながら、「競合比較」「優位性・改善ポイント評価」「営業アプローチ案の策定」の3つを実施いたしました。 

✓競合比較
はじめに直接競合となる製品の機能の有無やカバレッジ比較と並行して、国内地銀における各種ソリューションの導入実績および対応業務調査をインタビュー交えて実施いたしました。調査の後に、クライアントの製品と競合製品を「導入コスト・期間」、「業務のカバレッジ」、「対象ユーザー」、「システム連携・拡張性」、「サポート体制」等の軸で比較整理を行いました。
✓優位性・改善ポイント評価
競合調査により得られた情報および「プロダクト提供範囲」のマッピングや詳細な機能カバレッジの有無を元に、「SaaSの特徴」、「クライアントの特徴」、「銀行業界の特徴」の3つの切り口での比較検討を行い、導入にあたってのクライアントの優位性および改善点を整理いたしました。 
✓営業アプローチ案の策定
今後営業開拓・導入を進めるにあたって、現在の国内地銀の各種ソリューション導入実績や、直接競合製品の導入実績、クライアント製品との親和性を踏まえ、重点的にアプローチすべき地銀の候補を一次・二次評価を行い、洗い出しました。

 

 本来、リサーチ案件はコンサルティング案件の中で差異化しづらい一種でありますが、1ヶ月という短期間で競合製品と比較した際の優劣評価や、アプローチ方針の策定を行ったことでクライアントから好評をいただきました。

 当社ではWithコロナ/Afterコロナで人の移動が制約される中、リモートワークツールを通じてクライアントと密にやり取りを行う、完全オンライン型「Online Business Transformation(OBX)」を提供し、今後もリモートワークテクノロジーを駆使し、クライアントへの「ライズらしい」価値を提供して参ります。

▷Online Business Transformation(OBX)の提供開始

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