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プロジェクト紹介vol.93:キャッシュレス決済事業の高度化支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<キャッシュレス決済事業の高度化支援>
■日本国内をとりまく背景
経済産業省は2018年に発表した「キャッシュレス・ビジョン」の中で、日本国内で行われている現金を使わない決済手段(=キャッシュレス決済)の比率を、現在の約20%から2027年までに40%へ高めていくことを目標に掲げており、今後より一層キャッシュレス決済の普及が期待されています。さらに、キャッシュレス化の実現方法に関しては、従来型のプラスチックカードによらない媒体(スマートフォン等)が登場し、今後も 様々な形態で、イノベーションを活用した新たなキャッシュレス化を実現するサービスの登場が予想されています。

■プロジェクトのご支援に至った背景
クライアントの大手SIベンダー様は、スマートフォンを用いたキャッシュレス決済事業者向けに、加盟店の開拓と、加盟店との関係性強化に向けた「決済事業の高度化」の支援をご検討されておりました。
現在、多くのキャッシュレス決済事業者が市場参入しており、自社の決済サービスの普及拡大に向けた加盟店開拓の競争が激化しています。加えて、キャッシュレス決済事業では、決済手続きの他、利用者のデータ基盤を活用した多様なサービス展開が見込まれており、どのような方向性で決済事業の高度化を進めるかが不明瞭な状況でした。
そこで、加盟店開拓および決済事業の高度化に向け、方向性を検討するパートナーとして当社にお声掛けいただきました。

■支援内容
まず、国内キャッシュレス事業者の加盟店開拓に関する取組みを開拓のプロセスに分解し調査整理し、競合に対するクライアントの強み/弱みを明らかにして課題を導出しました。さらに、実現したい姿と課題から、そのギャップを埋めるための「実現方法」の仮説を導出し、クライアントとの討議により実効性のある実現方法を策定しました。

次に、決済事業の高度化に向けた方向性を導出しサービス案を策定しました。
具体的には、キャッシュレス決済が浸透している海外事例を中心とした、加盟店との関係強化に向けた取組み調査により、決済事業の高度化の方向性を2軸で整理し、各象限でのサービス案を作成しました。更に、サービス案の実現に必要なアセットを競合と比較整理することで、クライアントの強みが活きるサービス案へと昇華させています。

当社では新規事業戦略において、より魅力的な新規事業の立案を行うことはもちろんですが、その事業案が机上の空論に留まらぬよう、クライアントのアセットや組織能力を活かし、強みが活かせるようにご支援を行っております。

自社の強みを活かした新規事業を行いたい、また、新しい分野への参入するための事業を考えたいという方は是非当社にご相談ください。

※この記事は2019/5/17にFacebookに投稿されたものです。

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