【YoungBoard座談会vol.3】RISEの未来、YoungBoardの未来。
こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
本日は当社で新たに始まった制度「YoungBoard制度」についてお伝えします!
YoungBoard制度とは、マネージャー以下の若手社員へ成長機会と年次評価のインセンティブを与え、全社で奨励しあう風土を醸成しつつ、次世代幹部候補を育成することを目的としたものです。
具体的には、会社の成長に向けての提言・実行、重要会議への参加、マネジメント層との対話機会などの権利が与えられます。
座談会1回目、2回目を掲載させて頂きましたが、本日は3回目となります。
▼1回目、2回目記事はこちら
今回のメンバーは、以下の4名です。
◆プロフィール
志村さん
事業会社、外資系コンサルティングファームを経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画
松本さん
デザインファーム、国内コンサルティングファーム、外資系コンサルティングファームを経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画
青山さん
メガバンク、会計系コンサルティングファームを経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画
児玉さん
IT事業会社、Fintech系企業等を経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画
〇「経営目線」で考える、RISEのケイパビリティを高めるために必要なこと
――今日はみなさんお集まりいただきましてありがとうございます。
第3回の今回は、将来的にRISEをどう発展させていくか?という観点で未来についていろいろ話をしていけたらと思います。
全員「よろしくお願いいたします。」
――まずはなぜYoungBoardに応募したのかを簡単にご説明頂き、これから会社にどういう形で貢献していきたいかに伺いたいのですが、青山さんいかがでしょう?
青山「まず参加した理由ですが、IPOを目指している成長著しい会社で「経営目線について学べる」ということがなかなか無い、貴重な経験だなと思って参加をしました。
実際参加してみて、いろんな経営会議に同席できたり、新な取り組みにも参加できたり、重要な営業にも同席できたりと、非常に勉強になる機会が多く、自身の経験の幅が広がっていくことを感じています。
これからの会社への貢献については、これまでの金融関係の経験や強みを生かして、ファンドの立ち上げ、M&Aサービスの拡充、Fintech等を推進していきたいと思っています。
それぞれのコンサルタントが自分の強みを生かして、会社にいろんな形で貢献していくっていう姿が理想的だと思うので、そのような姿を目指していければいいのではないでしょうか。」
――RISEのFintechやM&Aのファイナンス領域のケイパビリティがかなり上がってきていると思うのですが、経営目線で今の活動を今後どのような展開をイメージしていますか?
青山「そうですね、ライズのコンサルタントは多様なバックグラウンドを持っていて、様々な分野でケイパビリティのある人が揃っていると思います。
専門的な分野には専門的な人材を充てて深堀ができるっていうところだとか、また専門分野以外にも自由に領域を広げていけることがライズの強みですので、ファイナンスに限らず、「ジェネラリスト且つスペシャリスト集団」という形で他の競合と差別化を図っていけるのではないかなと思います。」
――なるほど。志村さんは今の話はどう思いますか?
志村「個人的にはライズのケイパビリティは既にある程度備わっていると思っていて、大切なことはそのケイパビリティをどのメンバーにも浸透させていくことがこれからの課題かなとおもっています。
つまり教育や研修、もっと言うと溜まっているナレッジという資産をうまく活用しきれていないと感じているので、このあたりについては改善の余地があると思っていますね。」
――そういう意味だとM&A施策でも勉強会など開催していますよね。またYoungBoardで取り組んでいるIR施策でも、ナレッジ蓄積に向けて動いていると聞いていますが、児玉さん、このあたりどうですか?
児玉「RISEは、若手が多いというところもあって、これからケイパビリティを上げていく上でも、経験とか知識ってさらに必要になってくると思います。
そのようなことに対処するために、早めにナレッジ共有とか勉強会を行うことは大切だと考えています。
熱意ある若手メンバーも多いので、一緒になって進めていくことがライズとしての底上げになるのではないかなと思います。」
〇経営目線を語るということは、領域を超えてファイナンスで語れるということ
――松本さんがYoungBoardに応募された経緯を伺ってもいいですか?
松本「私はコンサル業界の中でライズが3社目になりますが、コンサルタントの一般的なアプローチとして、外部環境の変化や競合動向、ソリューションのトレンドなどを踏まえたアプローチが多く、財務等の数字を見ないアプローチが多い印象を持っています。
ただ、自社の財務状況を踏まえたフィージビリティの観点や企業価値向上などのテーマではファイナンスの観点も重要だと認識しています。
そのため、コンサルタント個々人が専門とする業界やソリューションに加え、”ファイナンスの知識やスキル”が、今後のコンサルタントとしての付加価値を高めていくポイントだと思っています。
そのような考えを持っているので、YoungBoardのIRや社内施策のM&A・ファンド立ち上げに関わらせて頂いています。」
――「数字で語れる」ことは、経営目線で必須ですよね。
志村「上位レイヤーと話すためには、避けて通れないと思います。 PLなどの数字へのコミットが経営者には求められると思うので。」
――単純にBPRやソリューションを提供するのではなく、そこにファイナンスの文脈を加えられると強いですよね。青山さんはファイナンスを軸にキャリアをスタートしていますが、ファイナンスをソリューションに落とし込む難しさを感じますか?
青山「知見を活かせる部分もありますが、そこはすごく課題に感じているところの1つですね。
これから磨き込みをしないといけないと思っていますが、足りない部分は横の繋がりを上手く利用して、自身の領域を超えてトータルでバリューを出すことを心掛けています。」
――領域を超えて考えるのは難しいですが、RISEらしいアプローチですね。児玉さんは、以前IRに携わっていたと思うのですが、IRを語るにはファイナンスの知識以外にも必要ですか?
児玉「必要だと思いますね。
IRって株価的なイメージはもちろんあると思うのですけど、それ以上に企業としてのストーリーが重要だと思っています。
資本市場からどのように風に評価されて、ちゃんと資金を調達できるかというところを示すっていうところが鍵で、そのためには、ファイナンスだけでなくストーリーが重要です。
冒頭のケイパビリティの話もあったんですけど、そこも含めて会社のストーリーをどう策定するか、さらにいうとそのストーリーが社員含めて共感してもらえるか、様々な観点から検討しなければいけないと思っています。」
――なるほど。ある意味、会社としての総合力が求められており、RISEの「スコープレス」の考えとの親和性もよさそうですね。ストーリーといえば、松本さんのマーケティングキャリアも上手く応用できそうですね。
松本「そうですね。マーケティングの考え方として、顧客視点やCX/BXということがキーワードになっていますが、それはIRのエクイティストーリーやアニュアルレポートにも通ずる部分はあると思っています。
ライズとして、どのような投資家・金融機関に株主になってもらいたいのか、そのためにどのようなコミュニケーションを取るべきなのか、という考え方はマーケティングもIRも同じだと考えています。 」
〇RISEの未来、YoungBoardの未来
――ファイナンスなどの話が多くなってしましたが、本日の趣旨に立ち返り、会社の未来についても深堀したいと思います。
松本「今後はプロボノやスタートアップ無償支援のような取り組みができると、社員の成長機会が多様化するので良いのではないかと思っています。」
――私もその考えは賛成です。以前の座談会でも述べましたが、失敗ができる環境が提供されているのが、YoungBoardの良さだと思います。
志村「”失敗できる環境”というのはその通りですけど、その意識を持って活動している人って、多分まだ少ないと思います。
YoungBoard入ったから何か作りたいとか何かやらなきゃいけないみたいな義務感的なところも勝手に背負っちゃっているところがあるので、「もっと失敗していい」みたいなメッセージは、会社として強く発信していっても良いのかなとおもいます。」
――確かにそうですね。
志村「加えてYoungBoardっていう仕組み自体はすごくいいと思っていますし、今後も続けていくべきだと思いますが、一方で今のスタンスってそれぞれがやりたいことを挙手制でやる制度の側面があります。
言ってしまえば変な話ですが、100人いたら100通りやりたいことができてしまう世界になっていて、力の分散などの課題があると思います。
会社のロードマップに沿う方法で実施していくなど、そういったことも今後提言していきたいとおもいます。
――スピード重視で立ち上がった企画なので、志村さんがおっしゃったように改善の余地はまだまだありますね。その改善の余地が、今後の会社の未来だと思います。では最後に青山さん、今後誕生していく、未来のYoungBoardメンバーへのメッセージをお願いします。
青山「そうですね、IPOを目指していて成長している会社で、経営目線で活動に関われるというのは、自身のキャリアにとってもプロジェクトワークにおいても、非常に貴重な機会になると思います。
それがファームの成長にも繋がるというのはとてもやりがいがあると思いますので、ぜひ参加して様々な取り組みにチャレンジしてもらえればと思います!」
――青山さん、ありがとうございます。他の皆さんもお忙しいところ、ありがとうございました。
全員「ありがとうございました!!」