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【社内研修】デザイン思考ワークショップを開催しました

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は社内研修の一環として行われた「デザイン思考ワークショップ」についてレポートします。


当日のスケジュール 

今回のワークショップは2日間にわたって行われました。

まず1日目は「デザイン思考とは何か」をいくつかの質問を通して理解を深めました。最後には練習問題にも取り組み、翌日の本セッションに向けて準備を行いました。

2日目はいよいよメイン課題に取り組みました。参加者を2つのグループに分け、それぞれが異なるお題に挑戦しました。 

普段とは違う考え方や視点の連続に頭を悩ませながらも、課題解決に向けて懸命に取り組みました!

最後は、与えられたお題に対する解決策として、劇のような形でストーリーを披露し、大いに盛り上がりました。

大団円の成果発表!

主催者にインタビュー

次に、主催者であるアソシエイトパートナーの佐々さんに、ワークショップの狙いや参加者の様子についてお話を伺いました。

Q.今回のワークショップを開催したねらいを教えてください

デザイン思考とはユーザー視点での課題解決を目指す考え方です。
チャレンジスピリッツとサービス品質へのこだわりがあるライズに、デザイン思考の要素を注入していけば、とても強固な企業文化が出来上がるのではないかと考えました。

Q. 当日、参加者の様子をみてどのような印象を?

デザイン思考を実践に移す際に大事なのは、共感力と創造力です。この二つの力を磨く、もしくは呼び覚ますことで、良いアイディアに辿り着く事が出来ます。
参加者の皆さんは、この共感力と創造力の双方で光るものを持っておられると感じ、印象に残りました。

Q. 今後「デザイン思考」を用いてコンサルタントの方々に期待したいことを教えてください。

ぜひ「エンドユーザーの視点」を大切にしていただきたいなと思います。
コンサルティングファームは、ともすると目の前のクライアント企業のためにだけ動きがちですが、多くの場合はクライアントの先にエンドユーザーがいます。直接やり取りのある方だけではなく、クライアント企業の社員の方々であったり、クライアント企業が提供するサービスの利用者であったり…。目にすることは難しいので、「想像」することが大切です。
私たちには、成し得る最良のExperienceをエンドユーザーに提供したうえでクライアントの期待値も満たす、そんな事が求められていると考えています。
世の人々に良いインパクトを与えているという自負をコンサルタント一人一人が持てることが、私たち自身にとっても最高のExperienceになると思いますので、ぜひ実践してみてください。


参加者からの感想

最後に、ワークショップへ参加した社員2人からの感想をご紹介します。

◆シニアマネージャー田代さん

元々デザイン思考に興味があり、本で学んだりはしていたのですが、今回初めてワークショップに参加し、実戦を経験しました。
印象的だったことは、何度もアイディアの発散と収束を繰り返したことです。

特に発散のフェーズでは、「恥ずかしがらずに意見を出す」「互いの意見を尊重する」「あえて正解を探さずにアイディアの量を重視する」といったルールが設けられたことで、いつもの何倍も自由な発想ができ、それ自体が面白い体験になりました。

また収束のフェーズでは、グルーピングの粒度についてファシリテーターの佐々さんからアドバイスをもらい、関係ないと思っていた事柄の間に思いがけない共通点が見つかるなど、新鮮な気づきがありました。

私が普段担当している採用活動の仕事でも、候補者の方々の目線に立って柔軟な施策を立案していくことが大事になります。今回のワークショップの経験は、そこでも活かしていけそうだと感じました。

◆シニアマネージャー横山さん

参加を決めたときは「デザイン?センスないけど大丈夫かな」という不安がありました。普段私が使用している「デザイン」という言葉は、アート的な意味合いで使用することが多かったからです。
しかし事前に調べたところ、「デザインは問題解決である」「デザインはセンスやクリエイティビティとは関係がない」ということを知り、驚いたとともに興味がわきました。
実際にワークショップに参加してみて、デザイン思考を用いることで問題解決にアプローチできることが実感できましたし、我々の仕事にも生かせるのではと思いました。

一番面白いと感じたのは、「ロジカル」「ファクトベース」「実現可能性」など、普段意識している観点からの脱却を求められたことです。
「大切なのはエモさ」「感情に訴えかけるソリューションを」というのは、コンサルの仕事の進め方ではあまり聞く機会がないかと思います。だからこそ、普段のやり方で行き詰ったとき、打開策が見えない時にはこの「デザイン思考」を使うことで新たな解決策を模索できるのではないでしょうか。
事前に本を読んでからワークショップに参加しましたが、読むのと実践するのでは全く違いますし、ぜひコンサルタントの皆さんに体験していただきたいと思いました。


参加された方々は、それぞれ新たな気づきがあったり、日々の業務に生かせそうな視点を得られたりと、充実したワークショップになったようです。
ライズでは定期的に研修を実施し、社員のスキルアップやキャリアパスの構築に力を入れています。
公式noteではその様子を随時発信していますので、ぜひチェックしてみてください!

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