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今の実力はどれくらい?RISEの「プレゼン研修」をご紹介①【既存リクルーティングビジネスをディスラプトする新規サービスの提案】

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は、2022年第2回の「プレゼン研修」から「テーマ①」について、テーマの設計者と、1位を獲得した方のインタビューをお届けします。

■プレゼン研修とは

社内でコンサルタントを対象に年2回行っており、コンサルタントの提案力を強化を目的とした極めて実践的な研修です。
実際のクライアントを想定してプレゼンを行い、論点設計スキル、仮説思考スキル、わかりやすく資料を作成するスキル・質疑応答を含めたプレゼンテーションスキルなどが評価されます。 

2022年の第2回は、5つのテーマで研修が行われ、
テーマ①は「大手採用メディアに対する、既存リクルーティングビジネスをディスラプトする新規サービスの提案」でした。

■テーマ設計者インタビュー

まずは、本テーマの設計者である執行役員の楠瀬さんにお話を伺いました。 

Q1.今回のテーマを設定した理由と、評価ポイントについて教えてください。 

楠瀬:昨今のコンサル業界でWar for Talentが激化していることを受け、採用力強化のヒントをみんなのプレゼンから得たいと思い、今回のテーマを設定しました。
提案が本当にリクルーティングビジネスをディスラプトできるのか、ビジネスとしての新規性と実効性を持っているのかという点を中心に評価しました。 

Q2. 実際にプレゼン研修を聞いてみて、どのような印象を持ちましたか。

楠瀬:私が評価者をするようになって3回目のプレゼン研修でしたが、本テーマの受講生を見ているかぎり、全体的にレベルが上がっている印象を受けました。
回を重ねるごとに個々人のPDCAサイクルが回り、日々のデリバリーでも論点思考や仮説思考を意識するようになる…というように、全体のベースが上がってきているのではと思います。
また、社内にも過去のプレゼン研修の資料や動画が蓄積され「良い教材」が増えており、自ら研究してプレゼンの完成度を向上させることができるようになっている、といった実務的な要因もあるかもしれません。

Q3. 特に印象深かったプレゼンや、高く評価したプレゼンはありましたか。

楠瀬:私のグループで1位だった青野さんのプレゼンは特によかったと思います。
アイデアの新規性や実効性といった点だけでなく、仮説先行になりすぎず、KSFや論点を明確に考え切れていた点や、質疑応答でしっかり回答できていた点が高評価のポイントでした。

Q4. 今回の総評と、次回のプレゼン研修に向けて、参加者に期待することを教えてください。

楠瀬:新規事業の提案をする際は「本当にユーザーにとってのメリットが訴求でき、ビジネスとして成り立つのか」という点を、一歩立ち戻って考えるようにして欲しいです。
今回の研修の中で「いくら安くてもユーザーにとってメリットや効果のないサービスは使われない」というフィードバックを何人かにしました。
自分でよいと思った案を思いつくと、どうしても客観的に見られなくなって、筋が悪い方向のままどんどん深堀してしまう、といったことが起こり得ます。
「自分がユーザーだったら本当に使うかな?」という視点を常に持ちながら検討を進めるように意識してみてください。

次回のプレゼン研修も期待しています!


■1位獲得者インタビュー

続いて、本テーマで1位を獲得したコンサルタントの青野さんにお話を伺いました。

コンサルタント・青野さん。中途採用エージェント経験や、当社の社内施策で中途採用にかかわった経験があり「何としても1位を取る」意気込みで臨んだとか。

Q1. テーマの内容を聞いたときに抱いた率直な感想を教えてください。

青野:まず、難易度の高いテーマだと感じました。
ディスラプトに資するサービスとして、ダイレクトリクルーティングサービス、アグリゲーションサービスなどが広まってはおりますが、個人的にはディスラプトと思っておらず、どうすべきか悩みました。
これらのサービスを超えて、他のサービスが成り立たなくなるくらいのサービスに落とし込む必要性を感じました。
また、中途採用エージェントの経験や、社内施策として中途採用にも関わっていたため、何としても1位を取りに行く覚悟で臨みました。

Q2. プレゼン研修当日に向けてどのような準備を行いましたか。

青野:まず、改めて自分なりの言葉で「ディスラプトとは何か」「ディスラプトの要件は何か」を整理しました。
次に、人材サービスにおける重要なステークホルダーである「企業」と「個人」、そのどちらに主眼を置くと面白い課題仮説や打ち手仮説に繋げられそうか、を検討しました。
RFP(=Request for Proposal、提案依頼書のこと)の中には企業視点の課題が散りばめられていたため、分かりやすく説明するためには「企業視点」で語る方が良いように思えます。
しかし、アイデアの着想段階と、伝え方の整理段階を明確に線引きすることで、面白い切り口が出てくるのでは?と考え、準備を進めました。

Q3. 他の参加者による発表を見て、印象に残ったプレゼンや学びになったことがあれば教えてください。

青野:シニアコンサルタントの方々によるストーリーラインの作り方が勉強になりました。
具体的には、各々が論理を積み上げて、全く異なる提案ストーリーに落とし込んでいることに学びがありましたし、自分なりに論理を積み上げてみて、「考えることの面白さ」や「コンサルとしての醍醐味」を感じました。

Q4. 最後に、今回の研修を振り返って一言と、次回の研修に向けて意気込みをお願いします。

青野:今回の研修は、中途採用エージェントの経験、社内施策(中途採用施策)の経験もさることながら、普段のPJで培った論点・仮説構築力を上手く活用することができ、1位を獲得できたと思っています。
今回の学びを踏まえて、より高品質なデリバリーや社内施策を実現できるよう精進してまいります。


楠瀬さん、青野さん、ありがとうございました!
RISEでは、プレゼン研修のほかにも職位に応じて定期的な研修を行っており、日々成長の機会を多数設けています。

ぜひ、皆さんもRISEの一員として自己研鑽を積みながら「しあわせな未来」を共に作っていきませんか?
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