【新体制のご挨拶】CEOインタビューvol.1
こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
当社は2021年3月1日より、新体制での経営をスタート致しました。
それに伴い、新たに代表取締役社長CEOにご就任されました北村さんにインタビューさせて頂きました!
――北村さん、この度は代表取締役社長CEOのご就任おめでとうございます!率直に今のお気持ちをお聞かせください!
「はい。ありがとうございます。
創業オーナーで前社長の朝日さんからお話をいただいたのはちょうど1年ほど前になりますが、私の中ではある程度準備とイメージがついていたため、正直驚きというよりもようやく来たかという印象が強かった記憶があります。
私自身当社に入社して5年が経ちますが、コンサルティングファームの経営の3本柱であるデリバリー、営業、採用面で圧倒的な社内実績も上げていましたし、経営に向けた様々な仕掛けを進めていたり、権限移譲もいただいていましたので、やっていける自信のほうが大きかったというのが率直な感想となります。」
――2016年にシニアマネージャーで入社され、毎年昇格される中であっという間に経営トップまで駆け上がっていかれた印象です。さて、今後経営をリードする立場として、どのような会社を創っていきたいとお考えですか?
「社員のケイパビリティの最大化を意思決定の根幹にしたいと考えています。つまり、社員の成長と働きやすい環境作りを最も大事にするということです。
みなさんもご自身の体験談を踏まえ、最高潮にモチベーションが高い状態というのは、作業のスピード、質、キレといった生産性や、他者への気配り、行動量、成長への貪欲なマインドなど非常に良い相乗効果が発揮されていると思います。我々はクライアントへの価値提供を通じ、日本の再生や次の未来の創造を実現したいという思いがありますが、まずはその土台となる社員を大事にするところからスタートしたいと考えています。」
――なるほど。そのために、北村さん自身は普段どのようなことを意識されていますか?
「まず、会社の情報や私自身が思っていることはオープンに発信していきたいと考えています。当社は、全社OneTeam経営を目指しており、いろいろな情報を社員に開示することで、情報感度を高めてもらい、日々の主体性や会社への帰属意識、経営感覚を高めてもらいたいと思っています。
また、社員間のコミュニケーションも非常に重視しており、コロナ禍でなかなか対面で会える機会も減りましたが、メンター制度や社内施策、イベント活動等を通じ、上下垣根なくコミュニケーションが取れる環境作りを先陣を切って進めようとしています。」
――たしかに、定期的なCEOメッセージの配信や幹部クラスの会議への参加機会など会社の動きが良く分かるようになった印象です。では、ずばりライズ・コンサルティング・グループの強みは何でしょうか?
「まず、当社のコアコンピタンスは、「独自の手法」と「高いコストパフォーマンス」の2つから成り立っています。コアコンピタンスとは、競争優位性であり、他ファームが絶対に真似できない障壁を築き、維持し続けることです。
独自の手法とは、「Hands on Style」、「Scopeless」、「More Than Reports」、「Professionals」の4つに体現されるのですが、基本的にはマネージャークラスまでは1つのお客様・プロジェクトに完全常駐する形で100%フルコミットし、お客様と一緒に課題解決を伴走するスタイルをとっています。他ファームですと、週に1、2回ほどの定例会を設け、そのために何十枚もの大量の資料を準備し、報告や討議でまた持ち帰ってと、無意識にも資料作りに不必要な時間が掛かったり、非常駐故にお客様先の内情把握やプロジェクトを前に進めるスピード感が欠ける要素が大きいと思っています。
我々は、基本的にはお客様の目の前で仕事をし、その場で討議を繰り返しながら、日々の課題や状況変化に柔軟に対処しながらプロジェクトを進めていきますので、より本質的な時間の使い方ができ、お客様の求めていることに柔軟かつダイレクトに貢献できていることを日々実感できます。
また、高いコストパフォーマンスについても、お客様にはリーズナブルなコンサルティングフィーを求めつつ、品質面では大手ファームと同等以上のクオリティを維持する仕組みを実現しています。当社では、創業以来全社の平均稼働率がほぼ100%近くで推移できており、全社One Teamのアサイン方針とコミュニケーションスタイル、強い営業力にてこのあたりが実現できています。
社員も中途入社は大手ファーム出身者を厳選採用していますし、新卒含め若手のコンサル未経験者は、パートナー陣が自ら設計・改変するオーダーメイド型研修や100%アサインされているマネージャークラスの手厚いOJTによって、コンサルタントとしてのベーススキルを磨きながら、品質保証を実現させています。
尚、コストパフォーマンスが高く、お客様へ請求するフィーがリーズナブルということは、利益確保のため、コストの大多数を占めるコンサルタントの給与レンジが低いのでは?という懸念を持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。
我々は、全社員が間接コストに対する高いコスト意識を持つことで、給与還元率を高め、業界平均以上の給与体系と高い昇給率を実現しています。
この2つについては、他ファームの規模や組織構造、カルチャーでは絶対に真似できない仕組みと理解しており、今後も当社のコアコンピタンスとして維持・強化を図っていくつもりです。」
――ライズの強みについては、非常に良く理解できました。では、ライズで働くことの良さを教えていただけますでしょうか?
「正直たくさんありすぎて困るので、今後順次紹介させていただくとして、今回は当社に入社するとどういう良い事があるかについてフォーカスさせていただきたいと思います。
それはコンサルティングファームの「キャリアパスが描けること」、「キャリアゴールが見えること」の2点が圧倒的な特徴かなと思っています。
まず、当社は特定の業界・ソリューションに基づく組織運営をしておらず、各コンサルタントは様々な業界テーマをジョブローテーションすることでコンサルタントとしてのコアスキルを習得していきます。いろいろな選択肢を経験することで、マネージャー手前あたりから、自分の専門性や強みを見つけてもらい、自分にあったキャリアを描くことができます。選択肢がない中でキャリアなんて描けないと思っていますし、やりたい事と得意なことが必ずしも一致しない事もありますので、そのためにも幅広い経験を積んでもらい、自分自身で判断してもらいたいと思っています。
また、業界やソリューションカットの組織を作った場合、深い知見は身に着くかもしれませんが、我々はお客様と伴走する形で一緒にチームを組んでプロジェクトを進めていきますので、足りない知識はお客様にて補完いただくケースが多く、我々はより本質的なコンサルタントの価値提供に専念できます。
昨今は業界の垣根を越えてディスラプトが起こるデジタル社会ですので、そういった意味でも特定の業界やソリューションに依存しない当社のOneTeam制は非常に合理的な組織運営だと思っています。私もそうでしたが、コンサルティング業界で働きたいという方は、いろいろな業界やテーマを経験したいという志向を持った方が多いですしね。
次に、当社は昇格スピードが速く、全社One Team経営を目指していることから、通常のデリバリー活動以外にも、営業や採用面にも積極的に関与できますし、社内施策として広報、情報システム、人材育成、ナレッジマネジメント、IPO、M&A、NewTech、地方創生・SDGs、海外拠点といった幅広い活動に手を挙げることで誰でも参画できます。会社の情報自体もオープンに開示していますので、経営感覚も身に付けることができます。よって、コンサルティングファームのキャリアゴールである「自社でのパートナー経営」、「事業会社やスタートアップでのCxO人材」、「起業・独立」といった選択肢に対し、必要十分なスキルセットを持って、最速で到達していくことができます。」
――北村さん、本日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました!まだまだお伺いしたいことがたくさんありますが、今後も定期的にCEOメッセージとしてインタビューさせていただき、社外に発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!