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プロジェクト紹介Vol.104:大手証券会社における新会社設立支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<大手証券会社における新会社設立支援>
お客様は大手証券会社で、攻めの姿勢を貫く経営で躍進し、今なお成長を続けていらっしゃいます。その成長をさらに加速させるための一手として、ネット証券事業を主とした新会社(ジョイントベンチャー)を設立することで、グループ全体としての顧客層の拡大、ひいては投資の裾野を拡げることを目指しており、早期に新会社を立ち上げ、事業を開始するためのパートナーとして当社にお声掛けを頂きました。

新会社の立ち上げにあたって当社が注力したのは、ネット証券事業を適切に遂行するための業務、システムの構築支援およびサービス/業務/システム全体の総合テストにおける全体統括推進支援です。PMOとしてプロジェクト管理を行うだけに留まらず、お客様と共に業務自体の設計やシステム仕様の検討を行い、総合テストでは全体計画の策定からテストケースの作成・実施検証まで、踏み込んだご支援を実施しております。

本プロジェクトの特徴は、競合他社の動向を踏まえ、出来る限り早期での新会社設立および事業開始を目指し、そのためにサービス・業務・システムを同時並行で構築していくことにあります。相互依存するものを並行して構築していくため、例えばサービス内容が変更となった場合は、それに伴いシステムや業務の変更が発生し、逆にシステムの制約によってサービスや業務を変更せざるを得ない場合もあります。
このような状況において当社が取ったアプローチは、プロジェクトチームやメンバーの心理面、行動面での分断抑止に努める事です。一般的なプロジェクト管理は当然行いつつも、プロジェクト成功のためにはそれだけでは不十分であると考え、密に現場に足を運んで情報交換を行い、総合テストではチーム横断の部隊を組成する等して、プロジェクト全体が一体感を持って推進できるよう取り組んで参りました。

プロジェクトを成功に導くためには、必ずしもプロジェクトマネジメントの方法論を実践していればよいという訳ではありません。時には、体系化されたプロジェクトマネジメント論から逸脱した動きが必要になる場合もあります。

今回は新会社設立という比較的特殊な案件ではありましたが、どんなプロジェクトであっても状況を見極め、その時々での的確な打ち手を講じれば、成功を収める確率を高めることが出来ます。
個々の状況に合わせ、臨機応変、且つ、スコープレスにご支援内容を変えることが出来るのが当社の特徴です。

今取り組んでいるプロジェクトに悩みがある、今後予定しているプロジェクトについて相談をしたいという方は、是非お気軽に当社までご相談くださいませ。

※この記事は2019/11/29にFacebookに投稿されたものです。

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