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基礎力研修

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は先日行われた基礎力研修の模様をお送りします。
この研修は、本年度入社したアナリストの方々の基礎スキルの定着およびスキルアップを目的に月1回開講されています。講師はマネージャーの前川さんです。

この日のテーマは、「プロジェクト管理演習」です。

プロジェクト管理については、4月の新卒研修でPMBOKをベースとした基礎知識を学習済みのため、今回の研修では、より実務を意識したプロジェクトの構造化およびWBS作成のポイント、さらには「クリティカルパス」を理解することを目的に座学+演習形式にて実施しました。

WBSについてはプロジェクト管理における基本中の基本であり、プロジェクトを成功させるために必要不可欠な成果物です。
プロジェクトタスクを成果物やフレームワークから網羅的に洗い出すことも大切ですが、目的・ゴールを理解した上で、実作業のイメージを持ってWBSに落とし込むこと、各タスクの依存関係から割り出した「クリティカルパス」を加味してスケジューリングやリソース配分を考慮しておくこと、この2点を組み込んだ「信頼性の高い計画」を策定することが肝要です。
仮に計画通りに進まなかった場合でも、しっかりと作られたWBSであればタスク・クリティカルパス、現在の進捗状況から素早くリカバリプランを策定し、軌道修正することが可能で、その積み重ねがプロジェクト管理の”質”の向上につながると考えています。

今回の研修参加者は、5月よりプロジェクトにアサインされており、実際の現場でプロジェクト管理や個人のタスク管理等を行っています。当研修は実務に即した内容となっており、座学+演習を通して具体的なイメージを持ってもらい、「現場ですぐにでも実践できること」を意識して研修を設計しました。

参加者からは「WBS作成が理解できた」、「実務で活用できそう」というコメントが挙がっており、非常に有意義な研修となりました。

本研修に限った話ではありませんが、受講者は受け身の姿勢ではなく、能動的な研修参加とアウトプットの質・スピードが求められます。少し難易度は高めではありますが、実務より厳しい条件下での研修を行うことで生きたスキルが身に付き、研修後の実務に活用することによりスキルが定着します。

このようにして、弊社のコンサルタントはスキルアップを通じた成長が実現できます。今後も当社では社内研修を通じて、さらなるコンサルタントとしてのスキルアップ、その先にあるお客様に対して質の高いサービスの提供を目指して参ります。

※この記事は2019/6/7にFacebookに投稿されたものです。

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