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ビジネスと自らの成長に挑戦するプログラム「ジッセンチ」へ参加!

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

本日は、株式会社Rubato様により開催されたビジネスと自らの成長に挑戦するプログラム「ジッセンチ」に当社のメンバーが参加いたしましたので、お知らせいたします。

■ ジッセンチとは?

株式会社Rubato様は、「組織が変わる」、「人が変わる」ことに貢献することをミッションとして、経営コンサルティング、ビジネス研修を提供している会社です。当社も、これまでRubato様による資料作成講座研修を提供いただき、当社のコンサルタントは研修を受けながら資料作成のレベルアップを図ってまいりました。

今回、Rubato様が企画したのは、実践型プログラム「ジッセンチ」。「ベンチャーの商品売り上げをアップせよ!」というミッションに社会人と大学生が一緒にチームを組んで施策の提案に挑みました。

ジッセンチでは、3つのingから成り立っています。
① Knowing:マーケティングやロジカルシンキング等のビジネススキルを学ぶ
② Doing: 学んだことをプロジェクトで実践する
③ Being:知識の実践やチームワークを通して、自身の経験と自信を育む

3つのingが重なり合うところに「ジッセンチ」の価値が生まれます。

ジッセンチのコンセプト

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当社からは、シニアコンサルタントの中澤と大澤、コンサルタント西村が社会人として参加し、大学生と共に提案に向け約2か月間のプログラム活動に積極的に活動しました。

■ クライアントのVerde Marula社

今回のクライアントはVerde Marula社。もちろん実際に存在する会社です。同社は、アフリカと日本の雇用創出やSDGs活動による社会貢献を軸に、スキンケア原料の輸出入、商品開発〜販売を行っております。現地でアフリカのリサイクル原料による形成炭の製造と販売やアフリカで生成される希少な化粧品原料を活かした自社スキンケアブランドを取り扱い、その過程で地域の雇用創出や経済活性や自然保護にも貢献する会社でもあります。

以前、Rubato代表の柗上さんがモザンビークに渡航した際に、Verde Africa (Verde Marulaのアフリカのモザンビーク国、姉妹会社)にも訪問し、マーケティングプラン、業務改善プランを提案したことがありました。同社は日本人2名、モザンビーク人10名という構成。今後のビジネスの拡大を目指し、日本でVerde Marulaを立ち上げました。同社は南アフリカを拠点にアフリカ由来のスキンケア原料を輸出入・商品開発~販売事業を行い自社スキンケアブランド「subi」の立ち上げ・展開をスタートしています。今後、実践的なマーケティング施策を検討するという目的で「ジッセンチ」プログラムでの導入が決まり、より良い提案はVerde Marulaにも導入され実行されます。

モザンビーク

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Verde Marula社概要と同社が販売する「subiマルラオイル」

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subi マルラオイルの紹介と詳細はこちら
https://subi.verdemarula.com
株式会社Verde Marula社の企業紹介ページはこちら
https://verdemarula.com


■ 「ジッセンチ」の進め方

今回は、Verde Africa社に提案するために、8月初旬から9月末までのおよそ2か月間の活動に挑みました。現状分析から施設検討を経て施策検証に進めていくプロセス。8月中旬には中間報告を挟み、9月に最終提案を行いました。提案するにあたり必要な情報やノウハウは惜しみなく提供されます。大学生と社会人でチームワーク良く活動し、クライアントの課題に深く入り込み、魅力的な、そして実行可能な提案を実施できるかというのが重要なポイントとなってきます。

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今回は、2チームから構成され
チームA 中澤さん(当社)、西村さん(当社)、大学生
チームB 大澤さん(当社)、大手広告会社社員、大学生
という構成になりました。

チームA:マクロの視点から絞り込んでいくアプローチ
チームB:顧客のペルソナの設定から施策に落とし込んでいくアプローチ
で、それぞれの特徴が出た進め方となりました。

中間発表でも実際に、Verde Marulaの経営陣から「本当にできそう、と思えるような手触り感のある」提案をしてほしい、また柗上さんからは市場のセグメンテーションとペルソナがつなぐことの重要性、製品の提供価値とプロモーション施策で掛け算をしてほしいといったフィードバックをいただき、それを踏まえて最終発表に臨みました。
「ジッセンチ」は本格的な実践の場、プレゼン発表の練習の場ではありません。経営のプロから提案を受け入れてもらうためには、生半可な方法論やフレームワークのあてはめ、流行のビジネスアイデアの写しだけでは受け入れてもらうことはできません。経営課題に深く踏み込み、顧客の成長に向け会社規模に応じた有効かつ実行可能な施策を提案できるか。各チームでは深く検証を重ねながら進めてまいりました。当社社員の役割は、コンサルタントとして培ったロジカルシンキングやビジネススキルを活用し提案に向けてチームをリードすることでもあります。リーダーシップの「ジッセンチ」として経験を蓄積する意味でも重要な2か月間にもなったことでしょう


■ 各チームの発表

Aチームの発表は、
- 化粧品市場マーケットの分析から、基本方針を検討し、subiがターゲットを絞り込む
- カスタマージャーニーを描きそれぞれのアクションポイントで施策とその優先度を検討
- SNSやオウンドメディアをリッチなコンテンツに仕上げ、ターゲットからの共感を得る
というものでした。顧客セグメントを絞り込み、それぞれ実行可能なアクションに落とし込んでいくという流れでした。実際にアンケートも取り、スキンケアを使用するお客様がどう考えているかというところまで分析した内容を検討しました。

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チームA

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続いてBチームの発表ですが、
- 「subi」のバリュープロポジションを検討し、伝えるべきマーケティングメッセージを抽出
- 顧客のペルソナを設定し、「subi」を利用シチュエーションを特定
- 成長が見込める拡販施策としてクラウドファンディングとデジタル広告を選定
という流れでした。実際のクラウドファンディングのページを作成するなど、すぐにクライアントが再現できる施策を検討しました。

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チームB

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いずれのチームの施策も企業規模、ニーズを捉えて実行可能なものを上手く拾い上げていったものかと思います。短い期間でビジネス環境やクライアント深く分析し、ビジネスとして目指すゴールだけでなく、クライアントが社会に発信したい「想い」や「メッセージ」まで踏み込んだ施策であったと思います。

当日は、当社の代表北村、Rubato代表柗上さん、Verde Marula役員の有坂さんご夫婦、副社長の中塚さんから講評をいただきました

北村からは、「どちらのチームのプレゼンも中身を良く考えられており素晴らしいと思いました。私が常々『一番近くにいる人を幸せにしよう』と言っている通り、クライアントのことを本気で考え、価値を届けていくということは貴重な機会であると思います。出会った以上は、これを責任を持って続けていってもらいたいし、社内の仕組みとしても後押ししたい」というメッセージをもらいました。

柗上さんからも「中間報告で指摘した内容がどちらのチームも改善されており、なおかつVerde Marula社を良く理解したうえで施策を検討できていたと思いました。Aチームに関しては、アンケート調査から実行施策まで落とし込んでいたこと、Bチームも経営者に寄り添った施策を検討しexcelを使った事業計画まで作成していたことは非常に素晴らしい」という言葉をいただきました。

Verde Marula社からは、「中間報告でフィードバックした内容をきちんと深堀って、提案として落とし込まれていたことが嬉しい、実行するイメージを持つことが出来た、自分たちの製品に自信を持つための材料を手に入れることが出来た」という言葉をいただきました。

Verde Marula社からのメッセージ


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■ 参加したメンバーが感じたこと

さて、それでは当社社員はこの2か月間の「ジッセンチ」に参加し、どのように感じ、何を学んだのでしょうか。参加者にそれぞれ感想を伺いたいと思います。

中澤さん:
このような「実践」に限りなく近い環境でありながら、学びを許容される場は珍しく、大変貴重な経験になったと思っております。
特に学びとなったことは、ただ課題を掘り下げること以上に、お客様が「何を求めているのか」を正確に捉えることが、何よりも重要だということです。私たちAチームはマクロ視点からデータ準拠で「どこまでならできるか」に視点を置いたため、お客様の「やりたいこと」にはあまり目を向けることができなかったと思っています。
ただ論理を組み立てるだけではなく、対峙するお客様が一人の人間であり、様々な想いをもっていることを踏まえ、よりその考えに寄り添った提案を作ることの重要さを感じました。

大澤さん:
まず、このような機会をいただけたことに、とても感謝しております。経営者と二人三脚で生の課題に触れて、ディスカッションして、提案するというのは大変貴重な経験になったと思います。
また、特に学びになったことは、「コストをとことん意識した施策立案の重要性」です。今回のクライアントはスタートアップであるため、施策予算や人材リソース等、あらゆるものが足りない状態でした。最初の中間報告ではコストを意識した提案ができておらず、「自分のポケットマネーでやるつもりで考えてほしい」とコメントをいただき、ハッとしました。予算に余力のある大企業だと細かく意識することは少ないが、ビジネスの基本は最小のコストで最大のインパクトを残すことであり、 改めてそこに向き合うことができました。


西村さん:
直接、経営者に対して、売上拡大に向けたマーケティング施策の提案する機会を頂けたことは良い学びがありました。
これまでの経験では顧客ニーズ起点でサービス・商品、事業を創り上げていくことが多かったですが、今回はすでにある商品の売り上げをいかに伸ばすかということでした。ブランドが持つ実利的価値、情緒的価値を明確化した上で、もっとも価値の恩恵を受けるユーザーは誰なのかを特定することの難しさを改めて実感しました。
また、大企業と違って予算が非常に限られており、マーケティング施策の費用対効果の試算に関してかなりシビアでした。この施策を本当にやるべきか、当事者意識を持って自分のお財布からお金を出す価値があるものなのか、真剣に向き合うことができました。


みなさん、ありがとうございました!たくさんの学びがあったようですね。


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■ ライズの成長を目指して

いかがでしたでしょうか。今回の特徴は大学生を巻き込みながら、マーケティングや戦略を企業の目線に立って、リードしながら提案を進めていくというまさに「実践」する内容でありました。特に若手にとっては、コンサルティングを進めていくうえでも自分でプロジェクトをリードしていく機会は簡単に得られるものではないかと思います。

当社では、プレゼン研修の機会も年に2回実施されていますが、あくまで疑似的なクライアントに提案をするという内容。一方で、クライアントの課題に寄り添い、実行施策まで考える今回の機会は参加したメンバーにとっても貴重な機会となったことと思います。最後にVerde Marulaからも多大な感謝の言葉もいただきました。一緒にチームを組んだ抱く学生にとっても大きな学びになったことかと思います。

このように当社では、外部の機会も取り入れつつ、若手コンサルタントのうちからコンサルタントが加速的なスピードで成長する環境が構築されております。こうした当社の仕組みに関心をいただいた方、ぜひ一緒に成長していきたいと思った方、ライズの社内制度を詳しく知ってみたいという方はカジュアル面談から応募いただければと思います。

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