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【Young Board座談会 第2弾】ライズにとってのI&D(Inclusion & Diversity)とは?~会社の成長を支えるバックオフィスの視点から~

こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

〇はじめに

本日は、当社の「Young Board座談会 第2弾」についてお知らせします!

バックオフィスから参加した3名のメンバー

Young Board制度とは、2021年よりスタートした制度で、マネージャー以下の若手社員へ成長機会と年次評価のインセンティブを与えられます。また、重要会議への参加、マネジメント層と対話することで会社の成長に向けての提言・実行する機会が与えられます。

前回6/3に座談会1回目を掲載し、コンサルタントから立候補された3名の方にYoung Boardに参加されるに至った思い、現在の活動についてお伺いいたしました。

2022年上期Young Boardに参加されたメンバーは6名、本日は2回目の座談会となります。Young BoardのテーマはI&D(Inclusion & Diversity)、今期の特徴はコンサルタントだけでなく、バックオフィスから3名も参加されていることです。コンサルタント3名、バックオフィス3名とバランスの取れた構成になりました。
本日は、バックオフィスから参画いただくきっかけや思い、現在の取り組みやこれから取り組んでいきたいことについてお伺いしました。

◆プロフィール◆
橋本さん
経理担当。月次決算から年次決算、内部統制などに至るまで経理業務を幅広く担当

村松さん
社会保険労務士法人を経て当社に入社、社会保険関係手続き、給与計算、就業規則作成など労務業務に幅広く従事

小川さん
人材紹介会社を経て当社に入社。従業員の勤怠、工数管理などを幅広く担当

〇バックオフィスからI&Dを考える。Young Boardに参加するにあたって感じていた問題意識は?

本日は集まっていただき、ありがとうございます。Young Boardは開始から4か月が経過しようとしています。前回は、川崎さん、植村さん、板谷さんにお話をお伺いし、「メタバースを活用した働き方」、「パーソナリティの多様性とは?」など、I&Dの概念から様々な観点を具体化している取り組みをお伺い出来ました。
今回はバックオフィスからの目線で何を思い、何に挑戦していきたいと思って参画されたかお話をお伺いしたいと思います。まずは村松さん、よろしくお願いいたします。

村松;私がI&Dのテーマが提示されて感じたのは、従業員の福利厚生に関して取り組みたいということでした。私は労務の目線で、従業員の働き方を見てきました。もともと、メディアの制作会社に所属したことで働き方のサステナビリティには強く関心を持っており、コンサルティングファームでも各コンサルタントがどうやってワークライフバランスを維持しつつ、働いてもらえるかは重要なテーマだと感じていました。その中でも、福利厚生は労務と経理が大きく関連するテーマであるので、コンサルタントに任せるだけでなく、バックオフィスで従業員の労務環境を客観的に俯瞰している目線を活かした提案を作っていきたいと考えました。そのためにも自分も参画することで、全社的な視点を取り入れたいと考えたことが参画したきっかけです。

なるほど、橋本さんと小川さんも問題認識は近いところがありますか?

橋本:はい、私も経理的な目線から会社を良くしていきたいと感じたことがきっかけです。これまで経理を担当する中で、会社のお金の流れもある程度理解できるようになってきました。そのうえで、従業員がより価値を感じる福利厚生とは何かを勉強し、経営陣に発信できる機会があるYoung Boardは面白いと思いました。その点で、経理の目線で今コンサルタントが求めているものは何か、そのうえでどのようにルールを作ることがサステナブルな仕組みとなるだろうか、ということを考えていきたいと思いました。

小川:私も近いです。労務目線で、近年は働き方の制度も変わっているので、法令などのルールを遵守した取り組みが求められます。タイムリーに対応するためにも労務として意見を伝えていきたいと思いました。経営陣に近く、意見を発信しやすいというのもYoung boardの良いところだと思いました。

〇Young Boardに参画して感じた気づき

なるほど、当社ではIPOに向けてバックオフィスも強化し、上場に向けた社内制度の構築を進めています。こうした中で、コンサルタントの思いだけでなく、バックオフィスの視点は社内制度を作るうえで重要になってきますね。
では、今度は実際に参画してみていかがだったか、について伺いましょう。コンサルタントのメンバーと密にコミュニケーションする中で、改めて感じたRISEの良さ、または課題感などお聞かせいただけますでしょうか。

村松:私自身、コンサルタントの方と話すことが少なく、労務という目線以外ではあまり関わることはありませんでした。例えば、労務のルールを順守いただくために社員向けの資料を作成することもありますが、基本的にはコンサルタントの方へお願いすることが中心で、コンサルタントと一緒に何かを作るという経験はほとんどなく、その点で、Young Boardで時間を決めて話をしたり、マネジメントに提案したりするのは新鮮に感じます。例えば、コンサルタントはロジックを大切にする傾向がありますが、バックオフィスの視点ではアウトプットを大切にします。このように考え方を知ることで、コンサルタントが納得感を持って当社のルールに従ってもらうには?という視点を取り入れる大切さを学べたと感じています。

橋本:はい、Young Boardを通じてバックオフィスの意見を取り入れてもらえるようになったと感じています。今回はバックオフィスとコンサルタントが同数参画していることで、意見を対等に言えることが大きいのではないでしょうか。また、面白い取り組みとしてはチェックイン、チェックアウトをYoung Boardの会議の前に設定しています。チェックインは、会議を始める前に、参加者にひと言ずつ発言してもらうことです。少なくとも全員が口を開くことになりますので、場の雰囲気が柔らかくなったり、課題感が醸成されたり、関係性を高める効果があります。チェックアウトは会議の終わりに今回の会議で感じたことを一言ずつ発言してもらうことで、それぞれの感じた内容の違いや課題を認識することができます。

小川:私もこのチェックイン、チェックアウトのおかげで、コンサルタントの方々が考えている思いを理解できるようになりました。やはりそれぞれ思っている意見があり、自分との思考回路の違いを感じることがあります。私は普段から、労務や工数管理の入力を依頼する立場にありますが、コンサルタントのみなさまがどうすれば納得してルールを守っていただけるか、少しヒントをもらえた気がします。

〇バックオフィスとして感じたI&D像

なるほどですね。チェックイン、チェックアウトがあることで多様な意見が生まれ、それを受け入れている場になるのだと思います。Young Boardではそれを実践している場なのですね。さて、3か月が経過しそれぞれのI&D像も見えてきたところがあるかもしれません。それについてお話いただけますか。

村松:私はパーソナリティの多様性、意見を否定せず、より深くかみ砕いて理解しようとすることが、I&Dにつながると感じています。多様性は何かを絞るプロセスではなく、逆に単純に自由を謳歌出来るというものではありません。それぞれ異なる意見をどう理解し、違いをどのように価値あるものに変えていけるか、という視点で捉えています。

橋本:私は、I&Dは多様性を受け入れるプロセスであること、それ故に、それぞれが持つI&Dのビジョンが違っても良いのではないか、と感じるようになりました。例えば共感という概念こそ美しいものかもしれませんが、本来の目的を超えたI&Dとして恣意的に使われることは本末転倒だと思います。コミュニケーションを図る過程でより違いを理解するものなのだろうと感じました。

小川:言葉の意味以上に、理解するのが難しい概念だと思います。難しいからこそ一つの概念に収束するのではなく、自分なりのI&Dを考えることが大切なのではないでしょうか。

〇今後の目標

ありがとうございます。難しい概念だからこそ、議論しがいのあるテーマだと思います。ぜひ9月の最終報告を楽しみにしております。では最後に今後の目標についてお聞かせください。

村松:福利厚生の制度を作ることで、従業員がパフォーマンスを最大化できる働き方を考えていきたいと思います。パフォーマンスは、自分がよりよい環境で自信をもって働いている際に最大限発揮されるものだと思います。やはり自分が考えたことを明文化し、制度として残していきたいと思います。

橋本:私もアウトプットを出すことが目標です。特に、今回は、バックオフィスとして参加したことで、後続のバックオフィスメンバーにも参加しやすい環境を作るための最初のステップを踏むことが出来たと思います。コンサルタントにもバックオフィスの視点があることを意識してもらえるきっかけになったと思うので、これを一過性でなく、バックオフィスを意識した制度作りとして、継続的な取り組みとしてもらうことですね。

小川:私も同じ意見です。福利厚生という仕組みを明文化させていきたいと思います。チャレンジに向けてYoung Boardで一歩を踏みだすことが出来たので、バックオフィスの意見を取り入れた制度を作りたいという思いを形にして、長期的に運用していくことがこれからの目標です。

素晴らしいお話をありがとうございます。今後の皆さんの活躍を期待しております。バックオフィスとしてライズに新しい風を吹き込むことが出来ることを見事証明していますね。

当社では、コンサルタントとして活躍できるよう社内制度も整えております。働きながら、やりがいを感じる風土、環境を作ることが会社としての成長につながりますよね。もちろんコンサルタントだけではなく、バックオフィスメンバーも自ら社内の制度を作り、運用する権利を与えられるなど成長が促される環境でもあります。コンサルタント、バックオフィスともに人材を募集しておりますので興味を持った方はお気軽にお問い合わせいただければと思います。

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