ライズにとってのI&D(Inclusion & Diversity)とは?~本気で会社を良い方向へ変えていくために~
こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
本日は、当社の「Young Board制度」についてお知らせします!
Young Board制度とは、2021年よりスタートした制度で、マネージャー以下の若手社員へ成長機会と年次評価のインセンティブを与え、次世代幹部候補を育成することを目的としたものです。実際に、テーマを設け、会社の成長に向けての提言・実行する機会が与えられることに加え、重要会議への参加、マネジメント層と対話することが出来ます。
今年の上期Young Boardに立候補したメンバーは6名ですが、本日は3名の方に代表して、Young Boardに参加されるに至った思い、現在の活動についてお伺いしました。
◆プロフィール◆
植村さん
大手鉄道会社を経て、自社にとってより良い未来につながる取り組みを、主体的に進めていけることに魅力を感じ、当社に入社。
川﨑さん
大手食品メーカーから転職。会社の意志決定に関わり、上流から企画や業務改革を進めていきたいと思い当社に入社。中でも多様な業界・案件に携われるライズのワンプール制に魅力を感じて入社を決意
板谷さん
コンサルティング業界においてPMO、ITシステム導入などの業務を経て、ライズ・コンサルティング・グループに入社。
コンサルファームがI&D? Young Boardに参加したきっかけは?
本日は集まっていただき、ありがとうございます。4月からYoung Boardがスタートし、I&Dの取り組みを本格的に進めていただいています。経営陣やI&Dを進めるシニアマネージャーのもとテーマについて調査を中心に進めていますが今回は、参加したきっかけや今取り組んでいること、自身の想いなどをお伺いします。
全員:よろしくお願いします!
----早速ですが、みなさんがYoung Boardに参加したきっかけからお伺いしてもよろしいでしょうか。
植村:まず、私は4月に入社してすぐにYoung Boardに参加しました。実は、入社前からYoung Boardの取り組みを伺っており、経営者と議論を重ねながら、自分の意志を経営に反映させることに魅力を感じました。これまで、自分が所属していた会社ではいわゆるトップダウンの組織体制だったのですが、経営陣と直接対話できる機会はなく、ライズの風通しのよさ、裁量の広さに驚いたところでもあります。
川﨑:私は、当社に入社して1年半が経ちましたが、働き方改革のプロジェクトで培った経験を活かせると思ったこと、またダイバーシティに対して問題意識を抱いていたことが参加のきっかけです。全社員にとって真にフェアでいられる環境整備・制度設計は本当に難しいことだと思いますが、自身でどんなアクションを起こせばよいのか、真剣に考えていきたいと思います。
板谷:私も問題意識からスタートしました。各社ともにSDGsやI&Dなど多様性を進める活動はあると思いますが、表面的な取り組みも多く、実態を伴っていないことも多いのではと感じます。自分から真にI&Dの活動を広げていける立場に立ち、経営陣の目線で取り組んでいきたい。そんな想いから参画しています。また、自身でもメタバースに関心がありその点からもI&Dに絡めていけないかと感じたのも一つのきっかけです。
I&Dを自分ごと化するには?取り組みを具体化するには?
----みなさん、いろいろな思いからスタートした活動なのですね。多様性があって面白いですし、まさにこれこそがI&Dなのかもしれないですね。では、それぞれどのような取り組みを進めているか伺っても良いですか。
川﨑:はい、まず前提としては、I&D推進担当のシニアマネージャーが毎回の打合せのテーマを設定し、都度チームに分かれサブテーマを検討するという形で進めております。現在私は、サブテーマである「パーソナリティの多様性」の検討を進めており、その定義や、パーソナリティという観点で社員に多様性はあるか、どう生かされているか、といった点を考えております。具体的には、外部機関が提供する性格診断のツールを使って、それぞれのパーソナリティをマトリックス化して分布を検証するのも面白いのではと思っています。
植村:私はI&Dに関する海外企業を含めた他社の取組や女性管理職割合のリサーチを中心に進めています。最終的に働く時間や場所の自由度を高めるためには何をすればよいのかという施策レベルに落とし込むことを目指しています。その中でも、従業員、経営層、クライアントの3つの視点を持つことが重要です。偏った視点から考えてしまうと実現性が伴わないので、それぞれの立場を意識した実効的な取り組みを考えることを目指しています。他社では、I&Dは制度的なものではなく一人ひとりに合わせた働き方を選べる仕組みもあり、当社としても取り入れることが出来れば、と考えています。
板谷:私はメタバースの視点からお話します。当社は、日本デジタル空間経済連盟へ加盟し今後、デジタル空間の経済発展における政策提言や情報発信を積極的に取り組んでいく予定です。当社がメタバース上で、ルールやガバナンスを構築するにあたって主導的な役割を果たし、その過程で知見を持つことを目指しています。今後は、メタバースを通じた多様性を実現することを目指して取り組みを進めていきたいと考えています。
ライズのI&D像とは?
----なるほど、非常に多様な取り組みを進められているんですね。これからの取り組みもより具体的で面白いと思います。さて、2か月間活動されていく中で感じられた当社の良いところ、課題も実感されることもあるのでは、と思います。このあたり、ご自身が思う「ライズのI&D」像についてご意見をいただけますか?
植村:当社の特徴として、一人ひとりが独立している印象があります。I&Dは大きな会社では、一人ひとりがボトムアップで考えたものを昇華して一般的なものを作っていくというプロセスが入ってくると思いますが、当社はそうではなく誰もが独自のI&Dを持っているんだなと感じます。当社の社員一人一人が自分にあった働き方を選択できる環境を作ることに貢献していきたいです。
川崎:総論としてライズのI&Dは高い水準にある印象で、社員のバックグラウンドは多様ですし、また働き方も自由度が高く、働きやすい会社である思っています。一方で共通するI&Dビジョンがないことが課題の一つではないかと日々感じています。I&Dビジョンを言語化・共通認識化することで、このビジョンがあるからライズは働きやすいし、今後ももっと良くしていくためにアクションしている、という意識を社員全員がもてると思いますし、採用でも候補者にダイレクトに伝えることができライズの競争力につながるだろうと思っています。そのためにまずはI&Dビジョンを決め、社内で共通認識化していきたいですね。
板谷:I&Dという言葉を意識した際に、皆さん多様性がある事態は認識されていると思いますが、それでもやはり最低限のルールはあると思います。多様性の言葉を定義するにあたっても言語化するのがとても難しいと感じます。ライズとしての多様性とは何か、そしてどのように発信していくのかを考えていきたいと思います。
これからの目標と未来のYoung Boardに向けて
----面白いですね、では最後に9月までこうなっていたい、という目標と未来のYoung Boardのメンバーに向けてメッセージをお願いいたします。
植村:まずはスピード感をもって、課題意識を言語化していきたいです。私自身、4月に入社してすぐにこの取り組みに参加したのですがスムーズに入っていくことが出来ました。自分の意志で会社に影響を与えられる機会は貴重なので、新しく入社された方にも是非挑戦してほしいと思っております。
川﨑:参加した以上、「一つ案件をやりました」、また、「貯めた知見を外部にコンテンツとして提供できます」、くらいまでの自信をつけて終えたいと思っています。マネジメントと想像以上に密に関わることが出来ることはもちろん魅力ですが、やはりこのテーマは哲学的な要素が強く、非常に頭を抱えるテーマであります。こうした考え抜くという行為自体が自身の成長機会に繋がると思っており、非常に貴重な時間になっています。ぜひ、一緒に考え抜いてくれる人に入っていただきたいです。
板谷:9月までにはライズならではのI&Dを提示できればと思っております。私が強調したいことは「本気」であるということ。前向きになって会社を良くしていきたいと思う方に参加いただきたいと思います。一緒にYoung Boardを進めるメンバーも本気であるからこそ自分も相手の考えを本気で理解しようとするし、その情熱を傾けようと頑張れるものでもあります。
----素晴らしいお話をありがとうございます。本気で取り組む経験は、自分を成長させてくれますよね。一緒に活動するメンバーを理解することで、チームとして成果を出していこうと考えることは当社らしいユニークな活動だと思います。本日はありがとうございました。今後の皆さんの活躍を期待しております。
興味を持った方は、ぜひ弊社ホームページまで一度足をお運びください!
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