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プロジェクト紹介Vol.110:システム企業の営業事務業務のBPR支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<システム企業の営業事務業務のBPR支援>
■ご支援の背景
アプリケーション開発やインフラ保守サービス等を提供するクライアントは、リードタイム短縮とコスト削減を目標として、各支社の営業事務業務を集約処理する部署を新設し、また事務処理効率化のための新システムを導入されました。
しかしながら、支社毎に業務処理方法が異なることで想定されていた程の集約効果が得られず、また新システムが他システムとの連携機能を十分に持たなかったことから、期待していたリードタイム短縮やコスト削減を達成できず改善余地が残る状況となっていました。
これらの状況を受けてクライアントは再度リードタイム短縮・コスト削減を目標にBPRを検討され、その支援パートナーとして当社にお声掛けいただきました。

■ご支援内容
ご支援開始から現在に至るまで、「営業事務業務の課題抽出」、それら課題を踏まえた「改革施策の立案」の2点を主にご支援させていただいております。
(1) 営業事務業務の課題抽出
まずは現状の業務フローならびにその業務フロー上で発生している問題を明らかにすべく、各支社や営業事務部署等へのヒアリングを実施いたしました。現場の声を通して現状の業務フローやその問題点を明らかにし、組織・業務プロセス・システムの面で課題および要望を100件以上抽出しました。
また、クライアントよりご提供いただいたログデータから、年間業務量やリードタイムを算出し、定量的な課題や、上記ヒアリングで得た定性的課題の屋台骨となるエビデンス・情報を精査してまいりました。
このようにして抽出した課題を、本BPRの目的であるリードタイム短縮・コスト削減と照らし合わせ精査し、10件程の解決すべき課題として定義いたしました。

(2) 改革施策の立案
定義した課題から、組織・業務プロセス・システム等の観点で改革の方向性を深堀りして施策を立案し、弊社側の仮説をクライアントとともに検討することで、施策案のフィジビリティーを検証しました。
また、クライアントがBPRとは別に実施される施策や、BPRに必要な新システム導入に要する時間等の制約を踏まえたうえで、ロードマップを作成いたしました。
さらには前述のログデータより各施策によるリードタイム・業務量の改善効果を算出し、これらの改革施策が十分な効果を発揮するであろうことや新システムの導入等を経ても数年で投資回収が可能であることを検証いたしました。

当社では、BPRプロジェクトにおいて、現状分析から改革施策の立案、さらには改革施策の実行支援までのスコープレスなご支援を行っています。BPRを行いたいがどのように行うべきか分からない、過去BPRを実施したがうまくいかなかった、などのお悩みをお持ちの方は、是非当社にご相談ください。

※この記事は2020/3/13にFacebookに投稿されたものです。

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