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2022年度上期プレゼン研修の様子をご紹介します!~第3回:当社に対する、SDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の構築~

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は、先日行われましたプレゼン研修の様子をお伝えします。今回のプレゼン研修は5つのテーマ・日程に分けて開催されており、今回は「当社(RCG)に対する、SDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の構築」チームの研修の様子をお伝えします!

お題設計者のアソシエイトパートナーの赤坂さんと、見事1位に輝いたアナリスト櫻井さんへインタビューしました。

■ プレゼン研修テーマ一覧

01_大手金融機関に対する、メタバース・NFT・WEB3.0を活用した新規事業提案
02_B2B SaaSスタートアップに対する、成長戦略策定提案
03_大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案
04_当社(RCG)に対する、SDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の構築
05_大手通信衛星事業者に対する、2030年に向けた次世代デジタルIT基盤構想

■ 設計者へのインタビュー

赤坂さん、今回のプレゼン研修のテーマと評価のポイントを教えてください 
「当社に対する、SDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の構築」というテーマでした。ポイントは、誰に何の価値をどう提供するのか、それは当社にとって有益なのかといった「仮説力」と「提案構成力」です。また検討に際しては、RISEが何を目的にSDGsに取り組むのかというストーリーを自分なりに考えておくこともポイントであったと思います。

実際にプレゼン研修を聞いてみて印象はいかがでしょうか?
率直な感想としては、このテーマは皆さんなかなか苦労していたものと思っています。一見すると取り組みやすいテーマにも感じるかもしれませんが、ポイントとして挙げたような”ストーリー”を持っていないと客観的に見て取り組む意義が曖昧で、提案された側にとっては納得感が薄い内容と感じてしまいます。

今回、サービスメニューの提案に際してRFP上では「非線形な成長が期待できることを仮説ベースで示す」「(“成長”は)売上増以外の軸でもよい」ことを伝えていました。事業拡大や売上増を目指す提案ではないことが本テーマの特徴だったので、SDGsのテーマ起点ではなく、売上以外の軸で会社を成長させられる要素は何かといった視点でも検討できると、目を引く提案に繋がったのではないかと思います。

多くの参加者のプレゼンテーションの中で、印象に残った提案・プレゼンや評価の高かったプレゼンはありましたか?

1位を獲得されたアナリストの櫻井さんを筆頭に、SDGsとは何のための取組みで、企業に求められていることはなにか、その中で当社は何をすべきなのかということを、自分なりにきちんと考えてストーリーを持てている方は自身を持ってプレゼンテーション出来ていた印象です。
当たり前ですが、自信のなさそうな提案をされてはクライアントも戸惑ってしまいます。プレゼン後の質疑においても同様のことが言えます。提案書の中だけではなく、提案に伴う質疑にも耐えられるように、場合によっては質疑を通して仮説を深化させていけるように、提案書には書かないまでも、基本的なInputやそれに対する自分なりの考えをどれだけ持てているかが、提案時の自身に繋がるのだと思います。
今回本テーマの上位にランクインした方は、相対的に見てこの点が優れていたと思います。

最後に今回のプレゼン研修に対しての感想や、次回のプレゼン研修へのご期待についてお聞かせください!
感想はここまで述べた通りです。
付け加えると、我々のクライアントは上場企業が多く、新規事業の立上げや既存事業の見直しをしていく中で、既に売上以外の要素にも目を向けていくことが求められています。イメージしやすいのは環境や人権、ジェンダーの問題でしょうか。こうした社会的アジェンダについても最低限の最新動向を把握し、自分なりの考えを持つことがこの仕事をしていく上では必要になってくると思います。今回の研修がそういった気付きにも繋がっていればよいと思います。
今回1位を獲得された櫻井さんはアナリスト、2位・3位の武田さん・上司さんはコンサルタントの職位でした。一部のマネージャーも参加する中でのこの順位は素晴らしいことだと思います。一方、上位職の皆さんには奮起して欲しいと思います。若手の台頭は喜ばしく心強い限りですが、それを上位職が牽引していることが底上げにつながっているという構図が、あるべき姿ではないかなと思っています。次回はその点に期待したいです。

■ 一位に輝いたメンバーへのインタビュー

さて、次は本テーマにて見事1位を獲得されました、櫻井さんにお話を伺いたいと思います!

アナリスト櫻井さん

櫻井さん、よろしくお願いします。当社向けの提案ということで、難しいお題だったかと思います。まず今回のプレゼン研修のお題を聞いたとき、どのような印象を持ちましたか。
SDGsの提案を当社向けとクライアント向けに行う、という2段構えの構成である点で、率直に「複雑で難しい」という思いが、お題を聞いたときの第一印象です。当社の強み・特徴が全面に出されるお題であり、自社のブランディングとコンサルティング事業に大きく関わることから、まずは自分が当社をどれほど理解できているかをクリアにしなければならない、と認識しました。一方で、従来SDGsに限らず社会課題解決には関心を持っており、自分に何ができるのかということは、ぼんやりとですが思い描いていました。そこで、当社の強み・特徴を踏まえたうえで自分の関心を活用できないかと考え、本テーマを選びました。
 
プレゼン研修に向けてどのような点を意識して準備をされましたか?
元々、歴史・文化の活用や官民協働による地方活性化、あるいは社会課題解決に取り組みたい、という思いがありました。そのため、今回の提案は自分の考えを具体化した形になります。一方で準備をするうえで一番難しい点だったのが、事業性のwhy?とhow?の2点です。なぜそれらのSDGs事業に当社が取り組むのか、どのように事業化するのか。この2点を少しでも解消するために、全体のストーリー性を最も意識しました。SDGsをめぐる当社と競合、そして社会(市場)のいわゆる3Cを念頭に置きながら、絵コンテのように各スライドのラフ画を紙に繰り返し書いて全体のストーリーを確認することで、各スライドのつながりに齟齬がないかを確かめながら取り組んでいきました。
 
今回プレゼン研修に参加されてみて、印象に残った他の参加者のプレゼンや興味を持った内容などありましたら教えてください。
株主の視点、あるいは当社での働き方について取り入れた提案内容の方々がいらっしゃり、それぞれ自分にはない切り口であったため大変勉強になりました。前者に関して、ESG投資が広がる中で株主をはじめとするステークホルダーの視点を大切することは、これからの経営にとって非常に重要であり、IPOを控える当社にとっても外せない要素だと実感しました。また後者については、SDGsに沿って社員の働き方を考えるものであり、社員一人一人の働き方に大きく関わるものであるため、改めてSDGsを自分事として考えさせられました。
 
最後に今回の研修を通しての感想と今後の意気込みを教えてください!
「インプット」と「アウトプット」の両方が大切だということを改めて学びました。日頃から本や新聞、ニュースなどで情報のインプットをすることを心がけていましたが、思わぬ時にそれが様々な提案につながると実感しました。今回の提案の一つであるPFI事業は、以前ふと目にしたニュースがきっかけです。またインプットした情報をただため込むだけではなく、それらをブラッシュアップし自分のアイデアに落とし込むためにも、プレゼン研修のような第三者に向けて発信するアウトプットの場が必要であると感じました。今回の研修で自分の強み・弱みを改めて認識することができたため、よりステップアップできるよう日頃のデリバリーから精力的に取り組みたいと思います。

■ プレゼン研修を通じて得られること

赤坂さん、櫻井さんありがとうございました。
今回の提案は、当社に対するSDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の提案というお題でした。テーマとなっているSDGsは喫緊の課題であり、当社として力を入れて取り組むべきテーマでもあります。今回は「SDGs、地方創生施策」から提供されたお題であり、当社が取り組むべきSDGs領域の提案ということで、良い提案は実際のサービスメニューとして取り入れることも検討されます。
SDGsに関心の高いコンサルタントも多く、高いモチベーションで取り組んでいたのが印象的でした。このように、当社の良いところは、プレゼン研修という実践的な機会があることはさることながら、良い提案は若手のアイデアでも積極的に受け入れていくところにあります。今回は特に若手(いずれも新卒1,2年目の女性)が上位3位に入賞し、新しい風を吹き込んでくれました。
今回の内容に興味を持った方は、カジュアル面談からお話させていただければと思います。社内の研修や・カルチャーを実体験ベースでお話しいたします。お気軽にお問合せください。

さて、次回は「大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案」の様子をお伝えする予定です。
次回記事もぜひご覧ください!

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