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【コンサルタントとしての第一歩!】2023年度新卒研修を行いました

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は、新卒入社の社員を対象に行われた新卒研修についてご紹介します。 

RISEに新卒で入社した社員は、4月の1か月間、研修を受講します。
この期間で新卒社員の皆さんは、コンサルタントとして勤務するうえで必要な基礎知識やスキルを集中的に学びます。実際の現場に立ったとき、少しでもスムーズにクライアントに価値提供できるようになるための大事な機会です。 

■RISEの「新卒研修」

RISEの新卒研修では、現場社員およびプロジェクトでご一緒しているパートナーの方が講師を務め、外部の研修会社は利用しません。
それは、この先上司・先輩となるコンサルタントから直接学ぶことで、RISEにおける働き方をより深く理解できると考えているからです。また、講師を務める社員はコンサルティングの現場を熟しているため、クライアントと相対する中で抑えておきたいポイントなど、業務に直結した内容を伝授してくれます。

受講形式は、コンサルタントの勤務形態と同じく、本社会議室や外部会場に集合する形式と、リモート受講のハイブリット型にしています。
新型コロナウイルスの流行以降、コンサルタントもリモート勤務の機会が増えており、対面・非対面にかかわらずお客様に価値を提供し、円滑なコミュニケーションを取ることが必要です。
新卒研修の中であらかじめ両方の場面を体験し、経験を積んでから現場に出てほしいとの思いが込められています。

 また、研修中は2回アンケートを実施し(中間、研修終了後)、研修に向けての姿勢や目標、振り返りを記入して提出してもらいます。
提出後、研修講師からフィードバックを行い、受講者自身の成長につなげていけるようサポートしています。 

■カリキュラム紹介

RISEの新卒研修カリキュラムは、以下の6つの領域に分かれています。
①社会人基礎研修
②ビジネス基礎スキル研修
③コンサルティング基礎スキル研修
④コンサルマインド研修
⑤専門領域基礎研修
⑥総合演習(プレゼン発表)

研修の前半は、①社会人基礎研修、②ビジネス基礎スキル研修、③コンサルティング基礎スキル研修を中心に実施します。
学生から社会人への意識を変えつつ、コンサルティング業務がどんなものであるかを、社員の実体験を交えた講義から理解してもらいます。 

④コンサルマインド研修は、全期間を通して実施するもので、「自己研鑽」「納期」「成果物」などからコンサルタントの価値を考えます。このマインドがなければ、スキルを高めても成果を上げることにはつながらないので、欠かせない研修の一つです。 

研修後半では、⑤専門領域基礎研修を行います。ここでは、専門性を活かして一歩踏み込んだ戦略や業務IT、デジタルトランスフォーメーションなどの研修を行います。もちろんこれらのテーマを一朝一夕に理解し、自分の専門とすることは困難ですが、選択肢を広げていくための足掛かりになればと考えています。

そして、新卒研修の集大成が⑥総合演習(プレゼン発表)です。最終日の10日前くらいにお題が発表され、最終日までに提案書を作成し、役員へ提案を行います。

この研修を迎えるにあたり、RISEが大切にしていることが2つあります。
まず、プレゼン本番までの期間に社員からのレビューとフィードバックを行い、実際の提案だけでなく、提案を考える過程も成長の機会となるよう後押ししています。
次に、研修の一環でグループワークを設け、クライアント提案書を作成するうえでの考え方やポイントなどを事前に学んでもらうことです。
このように、限られた時間を有効的に使い、最終日のプレゼンテーションに向けて集中する環境を整えています。

■受講者にインタビュー

最後に、受講したメンバー2人の声をご紹介します!

1人目: 李さん
2人目:津田さん

 Q1. 1か月にわたり様々な研修を受講したと思いますが、どの研修が特に印象に残っていますか? 

李:
研修全体を通して、コンサルタントとしての思考法やマインドなど、新鮮で学びのあるものばかりで、「社会人になったんだな」と改めて実感がわきました。
その中でも、特に学びが多かったものは、「コンサルティング基礎スキル演習」です。
模擬的なものではありましたが、決められた時間内で、より高品質な成果物を出すために自分の持てる力を総動員するという、コンサルタントの仕事の大変さや面白さを身に染みて感じることができました。

津田:
「コンサルティング基礎スキル」の研修が一番印象に残っています。
コンサルとして高いフィーをもらう以上、高価値の成果物を生み出さなければならないというプロ意識を十分に学べた気がします。
学生の頃とは状況が全く異なるのだ、という自覚が強く芽生えました。
また研修の初期に「論点思考・仮説思考・論理的思考」を学びましたが、その後の様々な研修にも活かすことができ 、コンサルとして確実に抑えなければならない思考法であることを身をもって理解することができました。

Q2. 研修の締めくくりとして設けられた総合演習(プレゼン発表)について、準備中に苦労したことは何でしたか?

李:
特に苦労したのは、①論点の設定、②根拠となるデータ・情報の取捨選択の2点です。
まず、お題に対してどういう論点設計をすれば効果的な解を導出することができるのかを考えるのが非常に大変でした。
ただ、論点をフレームワークに沿って、体系的に設計するスキルというのは、コンサルタントにとって不可欠なものですから、その経験を早いうちにできたのは良かったと思います。
次に、どういった情報を参照すれば、より質の高い根拠として機能するかを考えるのに苦労しました。
Chat GPTといったAIのおかげで、情報収集にかける時間は大幅に改善されましたが、データや情報は多ければ良いというわけではなく、効果的かつ正確なものを自らの手で見つけ出して提示することが大切だと感じました。

津田:
課題を構造化して、適切な仮説を生み出すことに苦労しました。
課題に対する切り口が面白くなければ良い仮説は生み出せませんが、私自身は課題を構造化するところに力及ばず、納得のいく仮説がなかなか生み出せませんでした。
さらに、何度も考えるうちに「良い仮説」が何なのか分からなくなり、思考の堂々巡りをしてしまいました。
今後は、何事も「What?Why?」で考えることの癖を付け、ChatGPTなどのツールを活用した効率的な課題抽出を行っていきたいです。

Q3. プレゼン研修の出来栄えはいかがでしたか?

李:
全体的には手ごたえを感じました。一方で、具体的な事業モデルについては、最も重要かつ自力で考える必要があったものの、まだまだな部分が圧倒的に多かったです。次回のプレゼン研修でリベンジしたいなと考えています。

津田:
正直なところ、全然できませんでした。
仮説が甘く内容が浅くなってしまったことはもちろん、報告の仕方にも改善の余地は大いにあると感じています。
緊張による早口や支離滅裂な発言、スライド1枚に対するタイムマネジメントなど課題は多々ありますが、練習を積めば早期に改善できる点も多いと思います。今後は早めにスライドを作成し、報告練習の時間を設けるなど工夫していきたいです。

Q4. コンサルタントとしての道はまだ始まったばかりです。今後の抱負を教えてください。

李:
基本的には、配属されたプロジェクト内で価値を最大限に創出することを意識して日々業務に励みたいです。自分に求められているものが何かを理解し、まずはそこをクリアしつつ、どうすればより多くの価値を生み出せるようになるかを常に意識して業務にあたっていきたいです。
また、次回のプレゼン研修も頑張りたいです。ハードルは相当に高いですが、可能な限り上位に食い込めるよう、努力していきたいです。

津田:
まだまだ分からないことが多いので、意識して「報連相」を行い、指示された役割を確実にこなしていきたいです。
さらに、与えられたタスクだけでなく、何が問題なのか常にアンテナを張り、きちんとスタンスを持った発言ができるようになっていきたいです。
反省点や課題は改善できるように日々精進し、ゆくゆくは「津田さんだから」と任せてもらえるような人材になっていきたいです。


李さん、津田さんありがとうございました。
充実した研修だったことが伝わってきました!

新卒研修を終えたメンバーたちは、それぞれの案件にアサインされ、コンサルタントとしての一歩を踏み出しました。1か月間、集中して研修に取り組んだことで、社会人としての意識が身についたことでしょう。
今後のさらなる成長を期待しています!

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