プロジェクト紹介vol.95:某製造業の輸出システム再構築支援
ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<某製造業の輸出システム再構築支援>
■プロジェクトのご支援に至った背景と目的
某製造業の輸出システム再構築PJは、20年前のシステム構築当初に比べ、商物流が複雑化しており、現行システムでは対応が難しく、また、新たな事業に対し、柔軟に対応できるシステム基盤が必要なことを背景にプロジェクトが発足。柔軟なロジスティクスオペレーションの実現、グローバル全体の観点でのサプライチェーン可視化を実現、在庫管理の精緻化を行いシステム面での鮮度管理サポートの実現、システム老朽化及び業務の属人化からの脱却、一部業務の自動化を図ること、現行システム保守契約満了に伴うシステム更新の対応が目的であった。上記に伴うシステム再構築の構想策定および、業務要件定義を実施するパートナーとして当社にお声掛けいただきました。
■ご支援内容
当初、業務の高度化・見える化・効率化・コスト削減を実現し、グローバル成長戦略を支える仕組みの実現。今後、取引量が増加し、現状のシステムではオペレーション品質・ガバナンスが低下することが想定されるため、グローバル全体の可視性やオペレーション品質の向上・ガバナンスの強化の仕組みを実現することを構想していました。
一方、要件定義フェーズでは「現行業務の確認」「機能要望の確認」「機能要望の具体化」「新業務フローの策定」といった各タスク推進をする中でプロジェクトが難航していました。そこで、弊社が参画し、プロジェクトと目指すべき改革の目的/目標(=改革方向性)を明確化(=改革イメージ化)し、実現したい姿と課題から、そのギャップを埋めるための実現方法の仮説を導出。クライアントとの討議をリードすることにより実効性のある新業務・ITモデル案の策定を支援。数十億円規模となる新システム化の投資対効果の概算算出および、プロジェクト全体計画/ロードマップの策定、ステアリングコミッティにおける「改革方向性・実現方針」「プロジェクト状況」の上層部へのレポーティングなどを支援しています。
このような大規模かつ、複雑でステークホルダーも多く、全社規模でも改革を伴うような難易度の高いプロジェクトの推進役を担っています。様々な方々のバックグラウンド、ポジション・役割等が異なる中、円滑にコミュニケーションをとり、プロジェクトを推進することで、クライアントのみなさまと目指す方向性を同じにしてプロジェクトのゴールに向かっていきたいと考えております。
今後も引き続きクライアントと密に協力・連携しながら、プロジェクト成功に向け邁進していきます。
※この記事は2019/7/30にFacebookに投稿されたものです。