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2022年度 内定者研修を実施しました!

こんにちは!ライズコンサルティンググループ広報担当です!

今回は、毎年次年度入社予定の内定者に対して行われている、内定者研修についてお伝えします。

内定者研修は、新卒社員が入社後速やかにキャッチアップし、早期からプロジェクトで価値を発揮するための基盤を構築するために、入社前にコンサルタントとしてのマインドセットや基礎的なスキルを習得しておくことを目的として行われています。

研修の目的と意義

内定者研修には、毎月内定者各自で所定の課題に取り組んでもらう通信課題と、全員で集合して行う集合研修の2種類があります。
そして集合研修は毎年11月の内定式後に実施されるコンサルタントの基礎スキルを学ぶ第1回と、2月に実施される内定者がプレゼンテーション発表を行う第2回の全2回となっています。
今回は直近2月に実施された、第2回内定者集合研修についてご紹介致します。

◆集合研修
第2回内定者集合研修は、2021年2月18日(金)に行われ、内定者10名が参加しました。
例年集合研修は本社に出社して行われるのですが、今回はコロナ状況を加味し、オンライン開催となりました。

当研修は、
第一部「ロジカルシンキング演習」
第二部「プレゼンテーション研修」
の二部構成となっており、グループごとにそれぞれ課題について内定者が事前に準備してきたドキュメントを発表していき、それに対して講師である当社パートナー+若手メンバーが質疑応答&フィードバックを行っていくという形式で行われました。
当研修は非常に難易度の高いものとなっており、これまでの研修の集大成的な位置づけとなっています。
以下、それぞれの内容について、簡単にお伝えします。

✓第一部「ロジカルシンキング演習」
先ず第一部では、ロジカルシンキング演習と題して、MECEとロジックツリーについての演習を行いました。
具体的には大手出版社の週刊誌事業に対して、競合サービスの洗い出し(MECE)と売上向上のための方法の整理(ロジックツリー)というお題です。

MECEとロジックツリーは実際のコンサルティング業務でよく用いられる、ロジカルシンキングの基本的な考え方、技術です。内定者は事前の課題図書で概念自体は学習済みでしたが、実践的に使用するのは初めてであったこともあり、苦労されながら演習に挑んでいました。

また本演習の重要なポイントは、上記お題に対してただ洗い出しや整理を実施するだけでなく、お題の意図は何なのか?をくみ取ることや、アウトプットをどのように用いるのか?(アウトプットをどのような議論のたたき台とするのか?) を想定した上で、洗い出し、整理を行うことです。そのような講師側からのフィードバックを聞いて、内定者たちはなるほど!という納得した様子を見せていました。


✓第二部「プレゼンテーション研修」
そして第2部は、内定者たちが事前に準備してきたプレゼンテーションの発表を行う、プレゼンテーション研修です。第1部の内容に引き続き大手出版社に向けた週刊誌事業の拡大戦略の提案というお題で、実際の業務における新規事業の提案をイメージしたものとなっており、内定者にとっては非常に難易度の高いものだったかと思います。

本研修で特にポイントとなるのが、提案全体のストーリー。ストーリーを通すことは、提案に妥当性を持たせ、クライアントに納得感を持ってもらう上で非常に重要になってきます。

内定者の発表に対し、時には講師側から厳しい質問やフィードバックが投げられることもありましたが、それに対して内定者たちが必死に食らいついて答えている姿が非常に印象的でした。

入社前研修の内容とスケジュール

◆講師へのインタビュー
ここで、当研修にて講師を務めた入社2年目、現在コンサルタントの伊藤さんにインタビューをさせて頂きました。

――今回内定者研修の講師を務められたとのことですが。実際に講師をやってみてどうでしたか?
伊藤:「はい。内定者の皆さまには、通信課題を通して基礎的スキルの一部は経験していただいた一方で、いざゼロベースの思考から資料作成、プレゼンまでを一気通貫で実践する場は初めてだったと思います。そのような中、私自身も、入社前は、「そもそもコンサルティングの仕事とは?」「論点・仮説とは?」「ロジカルシンキングとは?」をきちんと理解できていなかったため、当時の自分とも重ねながらの評価を心掛けました。内定者一人ひとりの思考のプロセスを理解し、方向性の評価や、改善できる点をコメントするなかで、評価ができるまでに成長したことを体感することができました。」

――なるほど、講師を務める中で自分自身の成長も実感することができたということですね!ほかにも学びになったことなどはありますか?
伊藤:「評価者としての学びは、力量差がればあるほど、相手や目的に沿った適切な評価をすることが必要であるということでした。場に応じて、いかにわかりやすく簡潔に伝えられるか、といたスキルは引き続き研さんしていきたいと思っております。」

――伊藤さんは入社されてまだ2年目ということですが、そんな中で講師という大役を任せてもらえるなんてすごいことですよね!
伊藤:「はい!若手の裁量が大きいRCGの特徴を現わしていると思います。若手のうちから、様々な研修を受講者以外の立場で経験できることは、自身の成長や成長の可視化にも繋がる非常に良い機会であり、「教えることは最大の学び」でもあるため、今後も積極的に挑戦していきたいです。」

――伊藤さんインタビューありがとうございました!


総評
第2部が終わった後には、全体での総評が行われ、
講師陣特にシニアメンバーから内定者たちに向けて、今後コンサルタントとして働いていく上での心構えなど、たくさんの学びになるお話を頂きました。
特に当社常務執行役員の佐藤さんからの、「コンサルタントにとっては成長の”スピード”が何より重要」というお話は、深く内定者たちの心に響いたことかと思います。

また最後には内定者一人一人から、今回の研修を通して学んだことを発表していただきました。
本研修を受ける前と後では明らかに内定者たちの顔つきが変わっており、これからコンサルタントとしてやっていく覚悟のようなものが垣間見えました。


◆内定者のコメント
実際に当内定者研修を受けた内定者にコメントを頂きました。

「このような機会をいただき誠にありがとうございました。この研修を通してコンサルとして働く具体的なイメージがより鮮明につきました。

研修について、与えられた課題に対して時間をかけて準備したにもかかわらず、鋭い指摘をたくさんいただきました。限られた時間・スライドの中で簡潔に情報を伝えることの難しさを実感しました。いただいた指摘の中で特に印象的だったのは、「仕事は上司ではなくクライアントのために行う」という点です。常日頃からとにかく与えられた作業を行うのではなく、その目的と自分に期待される役割を常に把握して作業に取り組んでいきたいと思います。

参加メンバーの発表内容はどれも自分にはない発想であり、とても感心しました。これからお互い切磋琢磨し、高めあって成長していきたいと思います。同期のメンバーやライズの皆様とともに肩を並べて仕事に取り組める日を心待ちにしています。」

とのことです。内定者にとっても大変有意義な時間となったようですね。

◆内定者懇親会
また研修が終わった後には内定者懇親会と称して、社員と内定者のオンライン飲み会が実施されました。
皆リラックスした表情で研修の苦労などを語り合ったり、社員に対して仕事に関する質問などを投げかけたりしていました。

◆最後に
以上、第2回内定者研修についての紹介でした。
ライズでは内定者研修だけでなく、入社直後の新卒研修から、毎月若手層向けに行われる月次研修、中間層向けに行われるマネージャー研修まで各種研修が充実しています。
コンサルタントとしていち早く成長したいという方には、ライズは最適な環境かと思います。

興味を持った方は、ぜひ弊社ホームページまで一度足をお運びください!

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