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内省⇒改善の習慣が、絶えまない進化と成長につながる|中途入社|マネージャー 丸山さん

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。今回は、中途入社したマネージャー丸山さんをご紹介します!

丸山さんは2023年度のAwardでBEST RISE above RISE賞を受賞されました!
受賞の理由として、クライアントの課題やニーズ、背景を素早く・深く理解して、期待以上のアウトプットを必ず出していることや、常に内省をして上を目指している姿勢が、多くの社員から評価されていました。

Awardの授賞式レポートはこちら!

そんな丸山さんが、普段どのようなことを意識して仕事に取り組んでいるのか、そして丸山さんにとって「RISE Above RISE 絶えず進化を、絶えず成長を」とはどのようなことなのか、じっくりお話を伺いました!


 ◆コンサルティング業界へ歩みだした経緯と、ライズとの出会い

――まず、前職でのご経験と、転職を考えたきっかけを教えてください。

新卒で大手SIerに入社し、ITコンサルティング部門に所属しました。そのときは、コンサルティングといいつつも「開発に繋げるためのコンサルティング」が主な業務であり、納品物を出したら、あとは開発部にお任せ、という流れだったので、自分の納品したものが果たしてお客さんの状況改善に役に立ったのか?というのは全然実感がなかったんです。せっかく時間をかけ苦労して納品したのに、もったいないなと。

――コンサルティング業界、その中でもライズに入社しようと思ったのはなぜだったのでしょうか?

初めはコンサルティングファームへの転職は考えていませんでしたが、ご縁があって北村さん(取締役社長CEO)とお話しする機会をいただき、「ライズは実行して成果を出すまでが納品物だと考えている」と聞いたことがきっかけで、選考を受けてみようと思いました。

選考過程で特に印象に残っているのは、最後にあったケース面談です。佐藤司さん(パートナー)から頂いたフィードバックが非常に秀逸で「こんな面白い仮説を即座に出せる人がいるのか!この人のたちのもとで働いたらもっと成長できるかもしれない」と思って入社を決めました。

――入社してからはどんなプロジェクトを担当してきましたか?

大手通信会社で金融領域のプロジェクトを担当してきました。初めはお客様から直接ご相談のあったセキュリティや不正対策関連機能の企画開発といった分野をご支援させていただくところからスタートしました。以降は、お客様と会話する中で困っていることを見つけたり、改善の余地がある部分を見つけたりして自ら提案を行い、お任せいただく業務の幅を広げていきました。

今は、同じお客様に対して様々なプロジェクトに関わっているのですが、主にはプロジェクトマネージャーとして全体計画・実行をモニタリングし、方針を検討したり、組織改革支援を任せていただいたりしています。 

◆現状に満足せず、常に上を目指して取り組み続けるということ

Awardを受賞した時の丸山さん(左)

――Awardが終わってから、周囲の反響はいかがでしたか?

Award当日の懇親会はもちろん、その後も「週報で丸山さんについて書いている人がいっぱいいましたよ」など、お声がけいただきました。

一番印象に残ったのは、同じプロジェクトのメンバーから「丸山さんがプロジェクトマネージャーでよかったです」と言っていただけたことですね。とてもうれしかったです。

――今回受賞された賞は、当社のValueである「RISE above RISE」賞でした。副題に「絶えず進化を、絶えず成長を」とありますが、どのような場面でこれらの言葉を考え、どんなことを実践していますか?

難しい判断を迫られたときや、自分の仕事内容にあまり納得いかないときに、自分のマインドや、目指している方向性を振り返るようにしているんですが、そういうときに強く意識していたように思います。

具体的には、お客様に何かしらのアウトプットをご提示した後でも、そこで終わりにせず、少し期間を置いてから見直して「もっと良くするためには何ができるか」をよく考えています。心配性な性格だから、というのも影響しているかもしれませんが(笑)「本当にうまくいっているのかな」とか「これでよかったかな」と後から気になって見返しちゃうんですよ。そこを見返して、改善できる部分が見つかったら、簡単にまとめてお客様にも再度ご提案するようにしています。

――成果物を出して満足するのではなく、お客様により良い価値を提供することへ貪欲に、かつ自分を次のステップへ導くために振り返っているということなんですね。

そうですね。この作業を日々繰り返していると「次にやるときはもっとこうしよう」という気付きが必ず何か得られるので、仕事をするうえで習慣づけています。
あとは、普段よく読書をするんですが、そこで学んだ言葉や考え方をまとめているんです。自分の仕事を振り返ったとき課題に感じたことを、どうやって改善できるかを本で調べて学び、自分の中にインプットしつつ次に生かすよう努めています。

――実際に振り返ってみて、ご自身のどんな成果が、今回の受賞につながったと思いますか?

日々、難題の解決に向けて全力で取り組んでいることだと思います。
だから自分が力不足だというときも「できるまでやり続けてやろう」と自分を奮い立たせています。

例えば、お客様もメンバーも「絶対締め切りには間に合わないだろう」と思った仕事があったんですね。情報が散らばっていて、集めるのにすごく時間がかかるというのはわかっていたので。でも、毎日時間が許す限りずっと色んなところへ問い合わせたり、計算したりを続けて、何とか間に合わせることができました。
こうしたチャレンジ精神や、物事をやり切る姿勢を評価していただいているのかなと思います。

あとは営業実績を評価していただけたかなと思います。私がライズに入った時の職位はコンサルタントだったのですが、その時代からずっと営業の成果を出し続けてきました。社員の皆さんからすると、本来はマネージャー以上が担う仕事で結果を出してきたということも、印象に残っていたのかもしれません。

――役割がある程度定められていると、それ以上先の領域に踏み込もうという気概を持つ人はそんなに多くはいないと思うのですが、職位を越えてもっと頑張っていこうという丸山さんの意欲は、どうして生まれたのでしょうか?

丸山:高校時代に、私がバスケ部でキャプテンを務めていた時の経験に基づいていると思います。チームマネジメントがうまくいかず、メンバーはどんどん辞めるし、試合には全然勝てないし、自分も上手くならない……という、負のループに陥っていました。今考えると、メンバーがやってくれたら嬉しかったことが色々と思い当たるんですね。なので、今会社を引っ張っていってくれている人たちなら、私に何をやってほしいかを、よく考えて動くようにしているんです。そうすれば、指示を出しやすいだろうし、後々自分自身も動きやすくなるだろうと思って。

目の前の仕事をこなすことはもちろん重要なんですけど、もっと先には、会社を大きくするという大きなミッションがありますから、それに少しでも貢献したいという気持ちもあって、 どんどん先のことに挑戦しています。

――先ほど、アワード受賞後に周囲から反響があったというお話もありましたが、ご自身の中で何か意識が変わったところはありますか。

実は何も実感がないのですが(笑)今までやってきたことが評価されたのだから、これを継続していこうと決意を新たにしました。

受賞したこと自体は嬉しいのですが、まだ成長するためにやらなければならないことや、鍛えないといけない分野が自分の中にいっぱいあるので、まだまだ理想の自分には程遠いんです。なので、少し気恥ずかしかったですね(笑)これからも成長を続けて、もし次の機会があったら、今度はもっと堂々と皆さんの前で話せたらいいなと思っています。

――ライズのVALUEである「RISE above RISE」を達成するために、どんな意識で物事に取り組めば良いと思いますか。大切だと思うことを教えてください。

やはり、難しい課題にチャレンジし続けることが大事だと思いますね。
もちろん、色々と課題がある中で確実に解決できることを探して、1個ずつ解決していくやり方もあると思います。でも、そのやり方一辺倒だと、もし難しい課題に直面したら、諦めちゃうかもしれないなと。高い壁に直面しても、どうにか解決方法を考えて超えていく人が、ずっと成長を続けていけるんだと思います。

目の前に難しい課題がなかったとしても、難しい問題を自分で設定して解決に向けて動き始めるとか、問題を自ら発見しに行く「主体性」の姿勢を持つことも大事だと思います。

◆「一歩先を読み、行動し続ける」ことが、クライアントと信頼関係を築く鍵

――これまでクライアントから声をかけていただいたことでご自身の励みになったことはありますか?

クライアントサーベイの中で「こちらから具体的に指示を出さなくても、必要だと思ったことを事前に準備してやってくれている」とか、「課題を自ら見つけて調整を始めたり、動き出したりしてくれている」と評価していただけたのはすごく嬉しかったですね。

自分がお客様だったら「やっておきましたよ」と言われるのが一番うれしい報告だなと思うんです。もちろん、100%意図を汲み取ってすべてを実現するのは難しいんですが、常にクライアントの目線に立って、必要としていることを想像して、どんどん体現するようにしています。

――直接的なコミュニケーションを通じて、一旦確認をとってから行動に移す、というやり方もあると思いますが。

形をある程度作った状態で話をした方がわかりやすい時と、まずはヒアリングをじっくりしてから着手したほうが良いこと、それぞれあるので、テーマに合わせて変えています。

もちろん、色々準備して提案したのに上手くいかなかったということもあるのですが、お客様からすると、提案をいっぱいしてくれるというのは「動き」を感じますし、「自分たちのことを考えてくれている」という実感が湧くと思いますから、これからも続けていきたいですね。

――丸山さんがこれまでお客様に対して提案してきたものが評価されているからこその信頼関係、というところもありますね。一方で、信頼関係を維持していくというのは非常に難しいと思いますが、その点で意識していることはありますか。

お客様の期待値以上のアウトプットを出し続けるようにすることですね。そしてそれを、関係している方々にきちんと見えるようにしておく。特に、お客様の中でも責任者レベルの方々にちゃんと見ていただくことが出来れば、次の仕事につながるチャンスが得られることもあります。ある意味、信頼関係を得るための戦略ですね(笑)

――これまでのお話を聞いていると、向上心というか、ポジティブなマインドがすごく伝わってきますが、自信がなくなったり、落ち込んだりするときはどうしていますか?

もちろん、失敗して落ち込むことはあるのですが、成長のためにはその失敗を自分の経験に変えていかなければならないと思うので、次は成功させるぞ!と気持ちを切り替えて頑張っています。これは私の性格なのかもしれませんが、失敗には必ず原因があるので、そこの解決に向けて努力をすることが、一番のモチベーションになっている気がします(笑)

ただ、もともと私は気分の上げ下げが激しい方でした。でもその状態だと心身ともに疲れてしまうので、まずはそういう状態であるということを認知し、安定させるためにどうすべきかを考えてきました。特に学生の頃は、勉強もスポーツも誰かと競いつづけてきたので、自分よりも強い人たちを追い続けては、上手くいかずに落ち込んで…の繰り返しだったんです。

なんでこんな幸福感が薄いんだろう…と思った時に「誰かに勝つために頑張ってるからだ」と気づいたんですね。その物事を自分がやりたくてやっているとか、楽しいからやっていると考えられるようになったら、もっと幸せになれるんじゃないかなと思いました。

――では最後に、丸山さんが今、目標としていることを教えてください。

クライアントのサービスを拡大するための戦略に関わっていきたいですね。これまではスキルが追い付いていなかったこともあり、プロジェクトマネージャーとして、既にある戦略を「どう実現するか」を中心に関わってきました。戦略領域は非常にチャレンジングだということはわかっていますが、その分大きな成長の機会にもなると思うので、いずれ挑戦してみたいと思っています。

また、自分のことだけでなく、同じチームにいるジュニア層のメンバーを成長させていかなければならないと常々思っています。自分の事であればどうにかなる場面も、他の人を動かしたり育成したりするときは、なかなか一筋縄ではいきません。ただ、メンバー皆が成長を重ねられれば、プロジェクト全体の品質がより高くなって、お客様からの評価も上がると思いますから、より力を入れていきたいですね。

――本日はありがとうございました!

 

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