2021年度下期プレゼン研修の様子をご紹介します!~第2回:「大手エンターテインメント企業へのマーケティング再構築支援」~
こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は、先日行われましたプレゼン研修の様子をお伝えします。今回のプレゼン研修は4つのテーマ・日程に分けて開催されており、今回は最終日に行われました「大手エンターテインメント企業へのマーケティング再構築支援」チームの研修の様子をお伝えします!
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2021年度下期プレゼン研修の様子をご紹介します!~第1回:大手食品メーカーに対する「Food as a Service実現に向けた攻めのDX戦略提案」~
今回は、「大手エンターテインメント企業へのマーケティング再構築支援」テーマの研修設計者である奥田さん、そして見事1位に輝いた杉﨑さんにインタビューしてきました!
まずは、研修設計者の奥田さんからお話を伺います!
1. 今回のプレゼン研修のテーマと評価のポイントについて教えてください。
お題のエンターテインメント企業は新型コロナウィルスによる大きなダメージを負っており、Afterコロナを見据えた新しいマーケティングを提案するという設定です。これまでのマーケティング方針を再定義し、そのために必要なシステム・組織・提携先などのビジネス基盤の変革を提案するという、戦略・マーケティングの上流に加え、業務・ITといったDX観点からも考える必要がありました。プレゼン研修は新規性の仮説を重視していますが、単に面白いアイデアだけは不十分です。特に、コロナ禍の影響で経営が厳しいクライアントは決して通用しないでしょう。そういった観点も今回のお題のポイントでした。
2. 前回のプレゼン研修と比べると、全体的に向上していた点などはありますか?
全体的なレベルは確実に上がっていると感じました。前回の夏のプレゼン研修の資料は社内に公開されており、上位者の提案資料を研究して挑んでいる人が多く見られました。切磋琢磨できており、非常に良い傾向だと思います。また今回は、戦略と業務・ITの総合力試すお題で、経験が浅い若手にはハードルが高いものでした。そのようなお題でも、自分のこれまでのプロジェクトでの経験(戦略なら戦略、業務・ITなら業務・IT)にもとづき、強みを活かした提案ができていたと思います。
3. 印象に残った提案・プレゼンはありましたか?
顧客視点で課題を整理して、方針を提示しているプレゼンは印象的でした。客観的なデータにもとづく分析も必要ですが、本当に顧客が求めているもの・困っていることは何か?というインサイトを深く考えることはとても重要です。今回のお題は、一人の消費者として馴染みのあるエンターテインメントであったため、自分事として考えてもらうことも期待していました。そのあたりの期待値をきちんと理解して、提案してくれていたプレゼンは印象に残っています。
4. 次回のプレゼン研修への期待についてお聞かせください。
RISEがIPOをする際は、DXコンサルティングというカテゴリーで投資家・世間からは見られると思っています。この回のお題のように、顧客視点で提供価値を再定義し、その方針に沿って変革を進めることが、DX案件に求められています。いわば、戦略、業務・ITの総合力が必要であり、ワンプール・ワンチームのRISEが優位な領域と言えます。
若手の皆さんには、今回を機に、戦略→業務・IT、業務・IT→戦略のように、自分の興味や得意領域を広げてほしいと思います。一人ひとりができる領域を拡張することが、最終的にはRISEの企業価値向上に繋がります。次回のプレゼン研修では、より広い視野から課題を取られ、より深く分析し、時流に沿った提案ができるようになることを期待しています。
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さて、次は杉﨑さんにお話しを伺いたいと思います!
見事1位に輝いた杉崎さん
1. 今回のお題を聞いたとき、どのような心境でしたか?
「テーマが抽象的かつスコープが広い」と感じました。その理由としては、「マーケティングの方向性」「その運用に必要なビジネス基盤の変革」「実現する上でのロードマップ」と戦略・業務・ITの全ての観点を含めた上で、実行計画・支援を見据えた提案が求められていたからです。また、他ファームが抽象的なデータ分析に関する提案を行い、見送られているという背景もあったため、この抽象的なRFPから具体的かつ新規性の高い提案に落とし込んでいくのは非常に難しそうだなと思いました。
2. プレゼン研修に向けてどのような準備されましたか?
準備で力を入れたことは主に2点あります。1点目は、前回のプレゼン研修上位者の資料と動画を徹底的に分析し、参考になる部分は全て取り入れていったことです。特にストーリーラインを考える上では、非常に参考にさせていただき、最も時間を費やした部分になります。2点目は、提案先企業及びその競合企業が提供しているアプリ等のサービスを利用することで、自分自身が1人の顧客としてどこに価値や手間を感じるのか身を持って確認しました。このような作業を行ったことで、提案先企業が提供できる本来の顧客価値に基づいた新規性の高い提案ができたのではないかと思います。
3. 上位者からのフィードバックで印象に残っていることを教えてください。
「施策の面白さだけでなく、投資対効果を提示することで、お客様が投資する価値があると判断できる材料を準備することが重要である」というフィードバックが印象に残っています。今回の私のプレゼンでは、どのぐらいのコストが掛かり、いくらの売上になるのかを具体的な数値で示すことができていませんでした。これは、提案受ける立場で考えてみるとやるべき対策なのかを判断する大きな材料の1つになるため、確実に提案を通すために必要不可欠な要素であると改めて感じました。
4. 今回の研修全体を通しての感想や今後の意気込みを教えてください。
今回の研修は普段のPJで培ったノウハウを上手く活用することができたことで、1位という結果に繋がったのではないかと思っています。今後は、頂いたフィードバックを意識しながら普段のPJに挑むことで、クライアント視点でのより高品質なデリバリーを実現できるよう精進していきたいです。
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いかがだったでしょうか?今回1位に輝いた杉﨑さんは、21年の新卒入社のアナリストです。本人の努力の結果だと思いますが、たった1年でプレゼン研修を1位になることもRISEの成長環境では可能なのです。杉﨑さん本人のコメントもありますが、前回のプレゼン研修を徹底的に分析したように、RISEではお互いが刺激を受け合い切磋琢磨するカルチャーがあります。プレゼン研修終了後に、早速フィードバックの1on1を求めたメンバーが何人もいました。
RISEではこのように、コンサルティングとしてのコアである人財育成に力を入れています。互いに切磋琢磨する環境を求めている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、RISEのカジュアル面談に応募頂けると幸いです。是非一度、お話ししましょう。