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2022年度上期プレゼン研修の様子をご紹介します!~第4回:大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案~

こんにちは!ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。

今回は、先日行われましたプレゼン研修の様子をお伝えします。これまで3回にわたりお伝えしてまいりましたが、今回は「大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案」チームの研修の様子をお伝えします!

評価者のマネージャー佐々木さんと、見事1位に輝いたシニアコンサルタント橋爪さんへインタビューしました。

■ 過去のプレゼン研修テーマ一覧

01_大手金融機関に対する、メタバース・NFT・WEB3.0を活用した新規事業提案
02_B2B SaaSスタートアップに対する、成長戦略策定提案
03_大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案
04_当社(RCG)に対する、SDGsの活動計画の提案及びクライアントに提供可能なサービスメニュー案の構築
05_大手通信衛星事業者に対する、2030年に向けた次世代デジタルIT基盤構想

■ 設計者へのインタビュー

佐々木さん、今回のプレゼン研修のテーマと評価のポイントを教えてください 
今回のテーマは「大手情報サービス企業が実証実験店舗として経営する飲食店に対する、店舗経営改善施策の提案」でした。実在する店舗を想定した業績改善の提案と、これに加えて本店舗を飲食店の実証店舗として運営している飲食店コンサルティング業まで視野に入れた事業アイデアを考える必要がある複合的なテーマでした。また、今回の研修の特殊性として、Riseのみではなく実際に店舗を管理・運営されているメンバーにも評価者としてご参加いただいたため、いつも以上に現場感の高い研修でした。従い、コンサルタントの提案として論理的に突き詰められているだけではなく、そのアイデアの実行可能性が高いか、アイデアの仮説はクライアントを動かせるレベルで面白いものになっているかが、高評価とそれ以外を分ける分水嶺になったと思います。

実際にプレゼン研修を聞いてみて印象はいかがでしょうか?
総じて、課題抽出から仮説導出まで論理的に詰めようとする姿勢が見てとれるプレゼンが多く好印象でした。また、個別店舗の業績改善案だけではなく、その先の大手情報サービス企業の事業展開まで視野に入れたB to B事業の提案もしている方も散見され、皆さんが懸命に試行錯誤されたことを窺うことができました。一方、現場に極めて近いシチュエーションの研修によって、クライアントに高品質な提案をするために各コンサルタントに現時点で不足している点が明確になったとも思います。今後の各コンサルタントの成長およびRiseグループの成長の双方について大きな可能性を感じる有意義な研修だったと感じています。

多くの参加者のプレゼンテーションの中で、印象に残った提案・プレゼンや評価の高かったプレゼンはありましたか?

優勝こそ逃しましたが、シニアコンサルタントの小野寺さんのプレゼンが印象に残っていますし、実際に高い評価を得ていました。他にも面白い事業アイデアを考えている方は沢山いましたが、小野寺さんはクライアントの実行容易性を踏まえた地に足付いたプレゼン内容、明瞭な説明をしたことで、評価者からトップ評価を得ていました。究極的には、どんなに面白い仮説やロジカルな説明があってもクライアントに評価されなければ現場では意味がありません。そういった意味で、小野寺さんのプレゼンは「現場で評価される実践的なプレゼン」になっていたのだと思います。

最後に今回のプレゼン研修に対しての感想や、次回のプレゼン研修へのご期待についてお聞かせください!
今回は実際に外部の方を招いて提案するという現場に極めて近い形で研修が行われました。実際の現場でもそうですが、立場が上の人であるほど数字を気にします。よって、定量的・会計的に論拠のある説明がされるプレゼンは説得力が高い傾向にあると言えると思います。ぜひ正しい知識のもとで数字への感度を高めていただき、さらにレベルアップした発表をしていただけることを楽しみにしています。

■ 一位に輝いたメンバーへのインタビュー

さて、次は本テーマにて見事1位を獲得されました、橋爪さんにお話を伺いたいと思います!

橋爪さん

――橋爪さん、よろしくお願いします。今回は実際の店舗に提案するという貴重な機会だったと思います。まず今回のプレゼン研修のお題を聞いたとき、どのような印象を持ちましたか。
今回は、メタバースやSDGs等のテーマもあり、難しいお題が多いという印象でした。その中で、今回選択した③のお題は、日常でも馴染みのある飲食店の改善提案ということで、提案を考えやすい一方で、だからこそ参加者も多く、提案の内容が重要になると考えたので、面白そうだと感じましたね。実際に店舗様にも同席いただき、本番と同じ環境で提案できるのも大きな魅力でした。

――プレゼン研修に向けてどのような点を意識して準備をされましたか?
意識をした点は大きく2つで、①提案の面白さ(新規性)と②提案の具体性 です。

①では、世の中に飲食店が数多くあるため、差別化をどのように狙うか考えたときに、ありがちな提案をしても期待する効果は出ず、店舗様にも響かないと感じていました。なので、とにかく「面白い!」と言っていただけるような提案を作ることを意識しました。コンサルタントとして、新規性のある提案を考えることは常に求められている要素ではありますが、今回は特にここに重点を置きました。

②に関しては、面白い提案であったとしても、実際にそれをどのように実行したら良いか、本当に実現できるのかまで提示しなければ曖昧かつ理想論で終わってしまうため、すぐにでもクライアントが実行できるような所まで落とし込んだ提案をすることを意識していました。

結果、とても面白い提案と評価をいただくことができ、達成感と嬉しさを強く感じました。

――今回プレゼン研修に参加されてみて、印象に残った他の参加者のプレゼンや興味を持った内容などありましたら教えてください。
新メニューの追加や店舗の内装改善の提案を行っているメンバーがおり、強く印象に残っています。メニューや内装は飲食店の根幹の部分、いわゆる心臓のような役割なので、そこに堂々と改善提案を投げかけるのはすごく勇気の要ることだと思っています。にも関わらず、徹底した現状分析や課題抽出、競合分析から打ち手の提案まで、各内容練られており、高い評価を受けていたので、ど真ん中にストレートに臆さず向かっていく姿勢は自分も学ばなければいけないなと気付かされました。

――最後に今回の研修を通しての感想と今後の意気込みを教えてください!
これまでとは違い、店舗様に直接提案をすることができたのは本当に貴重な経験だったと思います。本番ではクライアント様からその場でフィードバックをいただくことはできません。そのため今回のプレゼン研修を通じて自身の改善すべき点だけでなく、クライアント様が提案の中で気にする点やよりよい提案を作るために必要な要素等も、他の方のプレゼンとQA、フィードバックを通して学ぶことができました。
コンサルタントとしては一回で大きな成果を残すのはもちろん重要ですが、それよりも常に安定して高いパフォーマンスを出し続けるようにすることが求められていると考えています。そのため、継続的に高い評価をいただけるように、デリバリーや次回以降のプレゼン研修も頑張っていきたいです。

■ プレゼン研修はチャレンジの舞台

佐々木さん、橋爪さんありがとうございました。
今回の提案は、身近な飲食店に対する店舗経営改善施策というお題でした。一見、簡単にアイデアが出てくるように感じますが、ロジカルに説明するには難しいお題で、評価者にとって納得感、実行可能性をどのように感じてもらえるかを伝えなければなりません。難しいお題ではありましたが、皆さんしっかりと取り組みました。
これまでのプレゼン研修の紹介でもありましたが、当社ではプレゼン研修を通して、若手のうちから経営者や大手企業に勤める方に提案する機会が多々あります。
今回の内容に興味を持った方は、カジュアル面談からお話させていただければと思います。社内の研修や・カルチャーを実体験ベースでお話しいたします。お気軽にお問合せください。

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