2020年度新卒研修(後編)
こんにちは!
ライズ・コンサルティング・グループ広報担当です。
今回は以前紹介しました、2020年度新卒研修の続報についてお伝えします。
(※コロナウイルスの影響による自粛要請を受け、当社では新人研修をリモートで実施いたしました。)
前回は、コンサルタントとしてのマインド研修が重要である点、自社の最新のサービスラインナップに応じた研修コンテンツを毎年提供している点、をお伝えしました。
今回は実際の研修内容のご紹介となりますが、そのポイントは1つ。それは「手を動かしアプトプットすること」です。
この「手を動かしアウトプットする」とは、自分でやってみてはじめて得るものがある・気付くことができる、ということです。研修内容によっては座学(講義形式、INPUT型)中心となるものがあるのは当然ですが、それでも、受け取った知識を自分がどのように考え、どのようなアウトプットにつなげるかが、コンサルタントとして最も重要。これが無ければコンサルタントとは言えません。そのため新卒研修においては、研修内でワークと成果物作成があり、講師からの個別フィードバックを行う形をとっています。
また、最終日1週間前には、最後のプレゼン研修に向けたお題が発表され、実践さながらに各自が提案書を作成します。限られた提案紙面を使って、いかにクライアントニーズを満たす提案書を作りあげ、限られた時間でプレゼンするか。最終日には、当社役員に向けてプレゼンを実施し、役員からは厳しい質問や指摘が入り、そして個人個人に対してフィードバックが行われ、以上を持ってすべての研修が終了となります。
研修の最後には、あらためて個々人に対して、すべての研修を通したフィードバックが行われ、次月からのアサイン先が発表となります。(例年はその後打ち上げという流れですが、今年度はコロナウイルスによる緊急事態宣言、外出自粛ということもあり、先送りとなりました。)
今年度の新卒研修は4月30日で終了となりましたが、終了後の受講者の生の声としては、「自分のアウトプットに対して“なぜ”を問いかけられ、それに答える責務が発生することを体感」「短時間で成果(アウトプット)を出すことの重要性を意識できるようになった」「“フィー以上の価値を出す”という心構えを学んだ」等々。
学生とプロのコンサルタントとの違いなど、基本的ではありながらも非常に重要な気付きを、実体験を持って得られたようで、この先が非常に楽しみです。そして、この経験を大いに活かして、価値あるコンサルタントになって貰いたいと思います。
※この記事は2020/5/8にFacebookに投稿されたものです。