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プロジェクト紹介vol.92:金融機関に対するXRレポートの作成支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<金融機関に対するxR関連レポートの作成支援>
■日本国内をとりまく背景
近年、国内では、Society5.0実現に向け、IoT、ビッグデータ、AIなどを活用した新たなサービスや製品の創出が求められています。その関連技術であるVRやARをはじめとするxRは、エンタメ分野など一部の分野・用途で実用化が進んでいるほか、医療やビジネスなどの多様な分野・用途で活用されることが期待されています。
■プロジェクトのご支援に至った背景
クライアントは国内の金融機関であり、社内向けにxRの動向や金融業における可能性の検討素材の作成支援の相談受けております。同素材について、初めて読む人でも素早く理解でき、かつ、今後の商品・サービス開発等にもヒントを与えられることが求められています。
■xRの全体像と金融業界での可能性について助言
資料全体のフレームワークについて、xRとは何か、xRは金融で何ができるかという二つのポイントにフォーカスして、技術の解説、活用の動向、今後の展望という構成を設計しました。
まず、技術の解説については、普段よく知られているVRやARのデバイス・活用シーンからxRの定義を導き出しました。そこから、xRの処理プロセスの全体像、および各プロセスでの要素技術を図解で整理することで、技術観点からのxR技術のポテンシャルをよりわかりやすく伝えていました。
クライアントは技術系会社ではありませんが、将来の商品・サービスの開発についてxR技術への投資等が求められる場合に備えてxRの技術スタンダードも把握する必要があると想定し、要素技術と規格標準化団体という二つのアプローチで最新情報を探り、デファクトスタンダード等を提言させて頂きました。
続きまして、クライアント社内の関心領域の括りに従って、xR活用の商品・サービス事例をまとめた上、金融業界での活用の示唆も抽出しております。
最後に、技術の発展と金融機関の特性等を踏まえ、短期と中長期の目線から将来像を描き、今後の金融商品・サービスの開発・提供に助言をさせていただきました。
今回の案件は、通常の問題解決型の案件とは少し違いますが、クライアントのリクエストにこたえられ、かつ、イメージできるレベルまでに内容を仕上げて、今後のビジネス展開に貢献可能な知恵を提供することには変わりがございません。自社の検討では解決の道筋を見つけることが難しい、実行までの支援が必要となったという方がいらっしゃいましたら、是非お気軽に当社までご相談ください。

※この記事は2019/4/19にFacebookに投稿されたものです。

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